rockers体験記
みんな、ありがとう。毎日のように、みんなのフジ・ロック体験談が集まって来ています。これからフジ・・ロックを目指す人たちにこういった体験が役立ちますように!という祈りを込めて、体験談はまだまだ募集中。どんどん送ってください。文字数は400から1000文字で、subjectには「FRF原稿」と入れてORG-masterまでメールでお願いします。
今回はフジ・ロックで悲しい体験をしたというakiraと☆SAN☆からの便り。さぁて、どんな体験をしたんでしょうね。
Reported by ORG-master (March 19, 2002)
---------------------
00と01参加です。
01ももちろんとっても素敵でしたが僕の中ではやはり初参戦の00が強烈な思い出として残っていてそれはきっと3代先まで語り継がれるでありましょう。
それは悲しいお話なのです。
2001年7月28日(金)ブランキージェットシティー最後の日。昔からのファンではなかったけれど一度この目で確かめねば...そう思っていました。ましてや今日で解散。初めてのフジを朝から満喫しつつも頭の中はBJCの事で一杯。FISHBONE見てる時も寛平ちゃん見てる時もG LOVEを遠くに聞きながら飯食ってる時もずっとずっと意識してた。
こだま和文を雨のヘブンで観てちょっと寒さに震えながらFOOががなるグリーンに戻りBJCを待つ。待つことはつらいから、酒を呑む。ねっころびながらビールを呑む。そこへ友人が帰ってきました。片手にワイン。もう片方にチーズ盛り合わせ。し・あ・わ・せ!気付けばほとんど一人でボトルを空けてる。あ----楽しくなってきたな〜。(ボトルの持ち込みが禁止されていたとは知りませんでした。 ごめんなさい。もうしません。)
と、始まりましたよCHEMICAL BROS。バキバキの照明に見せられた僕と友人は「負けられない!」とお互い懐中電灯をぱちぱちきらきら。楽しい!楽しい!楽しくてしょうがない!!!HEY BOYS,HEY GIRLS,SUPPER DJ,HERE WE GO!
で、HERE WE GOしちゃった僕は、そこから先の記憶を持ち合わせていない...
「おい、起きろよ。タープたたむぞ。」
「あれ、ブランキーは?」
「終わったよ!ほら、タープたたむから手伝えよ!」
あの時のBSJが観れなかったのは本当に悔しいです。WOWOW観て更に後悔。今でも夢に見るほどです。
皆さん、酒の飲み過ぎには気を付けましょうね!という話、でした!
letter from akira (March 23, 2002)
---------------------
私の初フジロック体験は99年、それ以来夏の旅は苗場です。本当みんな笑顔で幸せそうで、私にとっては音楽のリゾートって感じで、ヘトヘトで疲れてても、でもゆっくり時間が流れてて本当に幸せです。
初めて行った時はバスツアーだったのですが、みんなわくわくしながら前夜にバスに並んでいたのを今でも覚えています。そのバスの中で私の携帯が鳴って、それはその当時私の好きだった人が初めてくれた電話でした。“確かフジロック行くの今日だったよね”って。ただでさえドキドキで眠れないのに、ニヤニヤしちゃってどうにもならなかったのを覚えてます。
そして01年は、キャンプで参加することにしました。レッドマーキーの音がかすかに聞こえる場所で、せっかくだしテントの中で寝るのがもったいなかったので、芝生の上で寝袋に入って寝転んでみたところ、とにかく綺麗な満天の星空。そこに音が混ざり合って、かつてあまりの美しさに身震いした、フジでのアンダーワールドを思い出しました。かなりのロマンチックなシチュエーション、これで隣にいるのが私の想い人だった人ですとでも言うならかなりの出来た話ですが、いつもの女友達と馬鹿話して終わりました。が、見たことないくらい流れ星が流れ、自然と自分と音楽が一つになったような気がして、悩みとか馬鹿馬鹿しくなって、ちらっと流れ星に願い事なんかしちゃったり。その願いはまだ叶ってないけど、でも前より確実に近付いていて、フジの魔法にかかったような気もしたり。
ただ単に見たかったアーティストの思い出だけじゃなく、あの場で考える様々な事が本気で自分の糧になってます。私はそういう気持ちは忘れないで大人になりたいと、何年後かにも日陰でビール飲みながら、ぐうたらフジには参加していたいと思います。
letter from ☆SAN☆ (March 23, 2002)
|