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FUJIROCKERS.ORG / Features, past
Feb 8, 場内の雰囲気は... (Foo Fightersの後)
Feb 8, Death in Vegas or Aive in Kobe
Feb 8, Death before Heaven、リチャード・フィアレス
Feb 8, FooFighters、どこまでも笑(え)になる男達
Feb 7, 会場の雰囲気は...(続報)
Feb 7, WILCO、It's clean! It's rock! this is beautiful!
Feb 7, WILCO alternate country rock!?
Feb 7, 続きましてはArloです
Feb 7, ARLO
Feb 7, Crazy Town、静と動のリリック
Feb 7, Crazy Town In Crazy Kobe!
Feb 7, Radio 4、まさしくNew Disco!
Feb 7, Radio 4 Rocks!
Feb 7, The Parkinsons登場!
Feb 7, 会場内の雰囲気はというと...
Feb 7, The Parkinsons Freak is Here at MRO!
Feb 7, Magic Rock Out開場間近!
Feb 7, Magic Rock Out速攻レポート開始!(神戸編)!
Jan 25, The Parkinsons怒濤の列島縦断ツアー中!
Oct 5,朝霧Jam Photo Report(ORG-naster編)
Aug 13,インビシブルマンズデスベッドを追跡取材
Aug 2,後夜祭レポート
July 31,もうひとつの後夜祭レポート
July 23,まだ間に合う!? フェスに最適なファッションを緊急提案
July 22,Glastonbury 2002報告第2弾、ORG-nishioka入魂のレポート
July 22,(前夜祭で捕まえた)ROOKIE A GO GOに出演するJET MARIE GO-AROUND
July 22,(前夜祭で捕まえた)ROOKIE A GO GOに出演するSpinna B-ill and the CAVEMANS
July 14,世界で最もクリーンなフェスティヴァル作りに貢献するASJ、今年はどこへ向かう?
July 12,Glastonbury 2002報告第1弾
July 9,ROOKIE A GO GOに出演する惑星登場
July 5,FRF'02で日本デビュー、The Parkinsons
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ORG-master、現在、イタリアで取材中のため、更新が遅れています。ごめんなさい。でも、フジロック体験談が続々と届いています。今回はmayuさんとひろさんからのもの。読んであげてね。
ちなみに、まだまだ体験談はまだまだ募集中。文字数は400から1000文字(だいたいでいいですから)で、subjectには「FRF原稿」と入れてORG-masterまでメールでお願いします。
Reported by ORG-master (April 7, 2002)
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20代半ばにしてフジロックデビューを果たした2001年。思い出を綴りだせばきりが無さそうなので、思い出深い事を箇条書きにしてみました。
寒いにも程がある!って程に冷房の効いた専用列車フジロック号。結局一睡も出来ずに苗場入りした事。車内の寒さから開放されて、真っ先に食べた越後湯沢駅構内の立ち食いそば屋のあの味。
意外にも静まり返っていた苗場行きのシャトルバス。
色とりどりのテントがまるで花畑に見えたキャンプサイト。
生まれて初めてのテント生活。
ほぼ毎日お世話になったケバブとタイラーメン。
グリーンステージを埋め尽くした人の絨毯。
繋がらない携帯電話。
うたた寝のつもりが熟睡してしまい、見逃してしまった楽しみにしていたライブ。
冷たいシャワーに怖気づき、毎朝通った近場の温泉。
昼からは想像もつかない夜と朝の寒さ。
グリーンとホワイトを繋ぐメルヘンチックな照明。
何度鼻を噛んでもティッシュが黒くなる程の砂埃。
ヘブンのミラーボール。
ズボンの裾を捲り上げての川遊び。
物販に並ぶ長蛇の列とペットボトルの山。
疲れのせいか、口内炎だらけになった唇。
期間中、一番の相棒となった黄色と赤のリストバンド。
右も左も解らない、本当に手探りな3日間で、その時々では嫌だったり辛かったりした事が結構あったハズなのに、そんなことを遥かに凌ぐ幸福感。充実感。開放感。"楽しい"よりも、"嬉しい"って言葉の方がピッタリくるような、そんな雰囲気。たった1度の参加ながら、みんながフジロックを絶賛する意味が私にも解った気がしました。
そんな訳で、今年からは、出演者に関係なく毎年参加するゾ!と意気込みつつ、まだフジロック行きを躊躇している人が居たら、背中を押して、あるいは手を引っ張って行ってあげたいです。
「んもう、マジで行って損は無いから!」 キラリ☆
letter from mayu (April 7, 2002)
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2001年。初参加。動機は?と聞かれれば、まっ先に「音楽を聞きたかった」と答える。
ロックって言葉、氾濫し過ぎて、自分でもあんまり意味がわからなくて、きっと他の人たちも...って余計な詮索はいいとして。
特に好きなアーティストもいないし、血眼でCDの発売日を待つこともない。それはやっぱり、未だに変わらないし、それに対しては、案外冷静に感じる。感じてる。
別に冷酷なわけじゃないし、心が冷めてるわけでもない。必要以上に熱いくらいで、それが逆に動きづらくさせてた。
ただ、夏、何かをしたいと思った。音楽を聞きたいと思った。んで、行った。
熱かった。踊った。周りの目も気にせずに。
高揚した。叫んだ。ここにいる自分を確かめるように。
手を挙げて、拳を振りかざして、イエス!さらけ出して、ピース!
ゴミを拾った。ちょっとだけ。
音楽が好きになった。
今、晴れた日曜日には、ベランダで日向ぼっこしながら、音楽を聞くようになった。その光景に佇む自分を、大好きに見られる。
手を伸ばせば、太陽さえもつかめそうな、何にでも手が届きそうなあの場所へもう一度。
あの夏を越え、悲劇の秋、透明な冬、毎日が何か起こりそうでウキウキな春の次は、いよいよ夏。
今年はきっと、平和を願う気持ち、やっぱりその、現実感とかはないのかもわからないけど、もっと、手を伸ばすべき、ぼくらの音楽になるんだろうな。
KISS THE PAST!
PRAY THE FUTURE!
letter from ひろ (April 7, 2002)
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