Liquid Heavenレポート後編

4月27日に恵比寿リキッドルームで開催されたイベントLiquid Heaven。前編でお送りした「ライブペインティング」と「フェアトレード製品のショップ」のレポートに引き続き、後編では心地良い空気を提供してくれたイベントスタッフのシゴトぶりをお届けします。
ゆったりとした開放感のおかげか床にそのまま座る人もたくさんいる会場は、まるで野外でいるかのようなリラックスムード。そんな雰囲気を支えるスタッフさんたちの活躍ぶりはいかに?
前編はこちら
■生きた光を作る照明家集団
夜のフィールドオブヘブンを歩いたことのある人なら、キラキラとあたりに散らばる光のかけら達がきっと思い出に残っているはず。あの泣けてくるほどロマンティックな光は、照明家集団「SHINKILOW HIKARI ART LIVE(シンキロウ ヒカリ アート ライブ)」が演出しています。彼らはリキッドヘブンの照明も担当していました。
「生きた光を作っている」。これはSHINKILOW HIKARI ART LIVEがしきりに話していた言葉です。確かにフィールドオブヘブンを思い出してみても、ただ静かにライトが光っているだけではなく、風と一緒に揺れていたり、音楽の波に乗って動いていたような気がします。SHINKILOW HIKARI ART LIVEはこの日も、いろんな道具を使って「生きた光」を生み出していました。一人が光に色をつけて、もう一人がその光をプレートに反射させてカーテンに映し出す。プレートを曲げたりひねったりすることで光がビローンと横にのびたり斜めにねじれたりと、メロディーを奏でるような躍動感が生まれるのです。
その動きにみとれていると、突然そのプレートを手渡され、私も光アートにトライすることに。ぎこちなく動かしてみるものの、上下に淡々と光が移動しているだけで生き生きとした躍動感が全然出せません。実際に体験してみて、「生きた光を作っている」という言葉に改めて納得させられるのでした。
フジロックでは3日間かけてライティングの準備をするとのこと。ハードな日程なのでは? と思いきや「楽しいですよ。みな、夏休み気分でやっています。」と余裕のコメントをいただきました。「光の楽器」とも言えるこのプレート。フジロックでは希望すれば体験させてもらえるとのことなので、興味のある方はこの機会に「生きた光を作って」みてはいかがでしょうか。光の影にシンキロウあり。今年も期待しています!
・SHINKILOW HIKARI ART LIVE
http://www.shinkilow.com/
■体にやさしい愛あるキッチン
きれいな紫色にほっくり炊き上がった黒米で作られるナスとひき肉のマーボー丼。シャキシャキの水菜がバサっと乗せられ、見るからにヘルシーです。食欲が沸いてくる魅力的なメニューが並ぶの「縄」の前には、お客さんたちがずらりと行列を作っています。
いざ食してみると……味は薄く感じるのだけど豆板醤の辛さがピリっと利いていて、しっかりとした食べ応え。なのに、胃にもたれない。ジャンキーな食生活に汚染された細胞がふつふつと生き返っていくようなすがすがしさを感じます。
「体にやさしい味でいいですね」と感想を聞かせてくれたのは、3年連続リキッドヘブンに出演しているSPECIAL OTHERSのドラムス良太さん。縄のご飯を毎年食べているとのこと。どうやらアーティストのみなさんの健康にも一役買っているようです。
「フジロックは天気も過酷だし、お客さんには元気になれるモノを食べてもらいたい」縄のかよさんはそう語ります。つやつや輝くきゅうりの鮮度からもその真摯な姿勢がうかがえるよう。野菜の瑞々しさを保つ労力も、ストレートな優しさがあるからこそ。
別れ際、かよさんは「フジロックで会いましょう」と言葉をかけてくれました。さりげない態度から私もヘブンの仲間になれたような気がして、とてもうれしかったです。
■取材を終えて
今回、現場の方々にお話をお伺いして、フィールドオブヘブンに対する深い愛着があることを知りました。会場に集まった大勢のフジロッカーズの皆さんも、随所に散らばったこだわりのシゴトに刺激を受けたのではないでしょうか。
お昼の3時に開演し、終わったのが夜の10時頃。約7時間があっという間に感じるほど、ぎっしり中身のつまったイベントでした。
【Liquid Heavenフォトレポート】
★一足先に苗場を先取り! Liquid Heaven フォトレポ編
【過去のLiquid Heavenレポート】
★Liquid Heaven Vol.1 レポート
★Liquid Heaven Ver.2 レポート
Text by Org-asuka
Photos by Org-naoaki













