北海道フジロッカーズ座談会「はじめてのフジロック」

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 夏がやってくると、各地でオフ会が開かれ、「今年のフジロックはさぁ~」なんて、期待の花を咲かせていることでしょう。先日、札幌でも「フジロッカーズ座談会」と称した小さなオフ会を開きました。メンバーは、小樽発苗場行きフェリーツアー"フジロック丸"で参加している北海道フジロッカー達。フジロック歴9年のベテランから、去年初めて行ったばかりの人まで、バラエティにとんだメンバーで、盛り上がってきました。「フジロックって私たちにとってどんな場所だろう?」「印象的な思いでは?」とネタが尽きることはなかったのですが、それらをギュッと凝縮し3回に渡ってお届けします!

ーーまずは、自己紹介からお願いします。


ゲン(右から3番目):ゲンです。フジロック歴は9年、初年度以外は一応全部参加しています!


ドミニカ(右から2番目):ドミニカです。フジロック歴はあんまり覚えてないけど……、5回くらいかな? 一昨年までは東京から参加していて、去年は札幌からフェリーとバイクで参加しました。


みよっしー(右から1番目:みよっしーです。フジロック歴は2003年から4回。毎年フェリーに乗って行っています。


Orgゴリッカ(右から4番目)カ:ゴリッカです。fujirockers.orgのスタッフですが、フジロックは去年が初体験でした!


――そもそも、フジロック(以下フジ)に参加しようと思ったきっかけは何だったのですか?


ドミニカ:私の場合は北海道に住んでいたから、野外フェスティバルデビューはライジング(ライジングサンロックフェスティバル、以下ライジング)でした。ライジングで体験した野外フェスの空気感が最高だったので、その延長でフジにも行ってみたいなと。


ゲン:僕は熊本出身で当時は福岡に住んでいたのだけど、それまで一度もライブに行った事がなかったんです。福岡って、ライブハウスがたくさんあってロックな街なんですけど、その分どのライブハウスも独特の雰囲気みたいなものがある気がして、ライブ自体行ったことがなかったんです。だから行ってみたいなぁと思って。


――じゃあ、初めてのライブがフジ! しかも福岡から遠征! 大変じゃなかったですか?


ゲン:意外に大丈夫でした。98年は会場が豊洲だったので、宿泊もホテルだったし……都市型フェスみたいな感じでしたよ。


みよっしー:音楽好きの友達に誘われたっていうのはありますね。「オマエがフジに行かないで誰が行くんだ!?」とか言われて。「あそこは音楽に興味なくても楽しめる場所だから、音楽好きなオマエなら絶対楽しい」と大プッシュされました。それじゃあフジにも行ってみようかなぁ~と。


――初めてフジに参加して、最初にどんなこと思ったか覚えていますか?


Orgゴリッカ:私は、フジに特別な思い入れみたいなものはなく参加したんですけど、初日一発目にたまたま10-Feetを観たんですね。そしたら、毎度爆笑ライブの10-Feetがもんのすごくフジ緊張していて、その姿を見て「アーティストにとっても特別な場所なんだなぁ!」と思った。これがフジに到着して最初の感想かな。


ドミニカ:初めて着いた瞬間はもう覚えていないなぁけど、同じフェスでも全然雰囲気が違うものなのだと思いました。今は「今年もここに帰ってきた!」と感じます。まさにコレですよ(2006年発行のFUJIROCK EXPRESSの表紙「僕らには帰る場所がある!」というフレーズを指して。


みよっしー:苗場は雨がよく降る事にびっくりしました。だってライジングでは、雨ほとんど降ったことなかったから。フジに行ったおかげで、野外フェスの雨対策に真剣になりました。長靴用意したりとか。


Orgゴリッカ:「職業何だろう……」って不思議に思うような(!?)変な人がいっぱいいることにビックリしました。


みよっしー:あと、フェリーで移動片道1日ずつかけて移動している自分も含めですけど、みんな時間を作ってよく来たなぁと(笑)。でも実際、北海道からフジに行くのは勇気いりますよね。お金・距離・時間、全て揃わないと行けないもん。けっして気軽じゃない。


――北海道からフジに行くには、一度東京まで飛行機で行ってから新幹線で向かうか(最短時間パターン)、17時間かけて小樽ー新潟港のフェリーで行くか(最安値パターン)ですものね。いずれにせよ、ハードルは高い。


みよっしー:そうですよ! 時間をかけて不便な山の中にわざわざ行くなんて、ある意味物好きだと思いますよ(笑)。


ゲン:僕の場合は、当時はヘヴィメタルを好んで聴いてたんですけど。でもメタル好きなのにライブに行ったことがなかったんですよ。僕、ずっと部屋の中で一人、孤独なモッシュでしたから……、あの、いきなりメタルじゃないんですけど、その時に日高大将がレゲエをかけて、そしたら皆が踊りだして。それがすっごく楽しかったんですよ! 大人数で音楽を聴くのはこんなに楽しいことなのかと! あの瞬間が忘れられず、今日現在に至ります。


――カルチャーショックというか。


ゲン:ホント、大勢の人が踊っている光景は衝撃的でしたね。あと、スタッフもお客さんも含め、こんな大人でやっているんだ! と思って。


(次回「行けば楽しいのはわかっている」に続きます!)


Text by Org-aco
Photo by Org-q_ta