北海道フジロッカーズ座談会「いくつになっても音楽を楽しみたい」
裏方さんでもなく、アーティストでもなく、ごくごく普通のお客さんへのインタビュー。北海道からフジロック丸のって参加しているメンバーが集まって「フジロッカーズ座談会」と称した小さなオフ会が開かれました。最終回は、思い出に残っているライブの話や、フジに行って変化したことなど。そんな話です。
パート1:「はじめてのフジロック」はこちら
パート2:「行けば楽しいのはわかっている」はこちら
ーーフジロック(以下フジ)で衝撃を受けたものはありますか?
ドミニカ:野外フェスで釜を持ち込んでピザを焼いている店があることにびっくりした。しかもめっちゃ美味しい!
ーーフィールドオブヘブンにあるLa locanda del pittoreってお店ですね。
ドミニカ:並んででも食べる価値アリ、です!
Orgゴリッカ:私は、自分の汚れっぷりですね。3日間ずっと長靴履いていたのに、アキレス腱の周りが真っ黒だったの! 初めてですよ、自分があんな汚れ方したの。
ドミニカ:きゃぁ汚ギャル(笑)。
Orgゴリッカ:どうやってあんなに汚れられたのか、自分でも不思議……。
(一同爆笑)
ドミニカ:衝撃というか印象に残っているのは、すごい霧がかっている時にUAが歌っていたんですけど、歌っている途中でだんだん晴れ間が見えてきて、UAが神々しく思えたことがあったな。あんなのは、ハコ(ライブハウス)の中じゃ出会えないことだし、一期一会の出来事だから、あぁ本当に良かったなぁ~としみじみ思いました。
ーー忘れられないライブを見ちゃったわけだ。他の人は忘れられないライブの思いではありますか?
ゲン:その年その年にあるんだけど……いきなりは思いつかないなぁ。
Orgゴリッカ:ザ・たこさん! これも苗場食堂で観たんですけど、北海道帰ってから、たこさん追いかけて大阪まで飛びましたもん。
ドミニカ:2005年のホワイトステージでやったサンボマスターは忘れられないなぁ。「空・山・サンボマスター・そして私!」というシチュエーションにめっちゃ感動した~。
みよっしー:私は赤犬のライブはかなりの衝撃を……(苦笑)一緒に観ていた友達が赤犬ビールにドン引きして、必死にフォローしたのが忘れられません……。それなのに、気がついたら友達は赤犬ファンになっていて。色々な意味でものすごい衝撃受けた!
Orgゴリッカ:木道亭のライブ観たことがある? 私、たまたまジャズネコを観たんですけど、ボードウォーク歩いていたら、いきなりジャズネコのライブが飛び込んできて、すっごくびっくりしたんですよ。
ーー木道亭は通り道の一環というか、ステージというには、かなりこじんまりした規模だよね。
Orgゴリッカ:あそこでやるのは根性が必要ですよ!
Org-q_ta:その根性ステージで、ロスロボスがライブやっていたのも……かなり衝撃的だったなぁ。ネームバリューとステージの規模が全く合っていなくて(笑)。
ーーところで、フジに行ったことのない人に、こういう話しますか?
Orgゴリッカ:するけど、なかなか通じないんだよね(苦笑)
ドミニカ:私は自慢しちゃいます。こんなに楽しいんだよって。でもやっぱり本当のところは体験してみないと実感わかない部分が多いかも。
Orgゴリッカ:そうそう。話しても自分だけ一方的に自分だけ盛り上がっちゃったり。「ふ~ん」て、物足りないリアクションしか返ってこなかったり。
みよっしー:音楽好きな友達になら話すこともあるけれど、フジの面白さが伝わっているかと言ったら難しですね。でも伝わった友達は、今一緒に行く仲間になっています。
ゲン:僕も同じ。基本的にはあんまり話しないないけど、話して興味持った友達はやっぱり一緒に行くようになりましたよ! 福岡から車でフジに行くのにチャレンジした年もありました。
ーーすごい! 何時間かかったの?
ゲン:24時間っすね。でも、友達5人と交代で運転していたんで、行きはわりと大丈夫でしよ。
ドミニカ:ということは帰りは……?
ゲン:辛かった! さんざん遊びまくって、遊び疲れた後だからね(苦笑)でも、こういう話含め興味もってくれる友達は少しずつ増えて、今では現地集合・全国各地から10人くらいの仲間が集まってちょっとした団体!
ーーおお。部屋で一人モッシュが、いまや友達の輪も広がって。すばらしいっすね。他の方も、フジで広がった交遊関係などありますか?
Orgゴリッカ:私は3日間で同じ人に8回出会った! 行くとこ行くとこでバッタリ会う上に、長靴もお揃いだし、同じアロハシャツ持っているしで……もう運命感じて友達になっておきました(笑)。あと、大阪でたこさん観た時、知らない人に「今年フジに行ったでしょう?」って突然話しかけられて、「そんなにおいがする」と言われた。
ドミニカ:フジロック丸ですね。北海道からフジに参加する稀な人達が集結するわけですから、盛り上がらないはずがない。船上の前夜祭はめっちゃ楽しいです! だから、時間かかるし有給とるのも大変だけど、敢えて船で行きたいって思うんですよね。
ドミニカ:フレンドリーな気持ちになるよね。
Orgゴリッカ:知らない人に話しかけるのが恥ずかしくなくなる。フジの帰り道は、すれ違う人全員に話しかけたくなるくらい(笑)。
ーー確かに。私もフジロッカーズエクスプレスの取材でお客さんに声かけるんだけど、そんなに緊張しないな。でも日常生活でも緊張しないかと言ったら、それはやっぱりドキドキする。
Orgゴリッカ:あと、年をとっても音楽聴いても別にいいんだなって思うようになりました。
(一同)それ、めちゃめちゃわかる!
みよっしー:ライブハウスとか行くとさ、つい周りの年齢層チェックしちゃうもん。
ドミニカ:自分は何も変わっていないはずなのに、いつの間にか周りが年下ばっかり……とか。
Orgゴリッカ:その点で、フジは年齢層関係いから、純粋に楽しめるっていうか(笑)。
ドミニカ:子供も一緒に遊んでいるのも、微笑ましくて嬉しくなります。
みよっしー:家族連れとかもけっこう多いから気にならないし、気にならないどころか、結婚してもフジに行ける選択肢もあるんだなぁーて思うようになった(笑)。
Orgゴリッカ:ライブハウスには今しか通えない気がしていたけど、フジに関しては、いくつになっても行きたいと思うよね。
ーーでは、最後に。お決まりのような質問ですが、またフジロックに参加したいですか?
(全員)はい!
ーーありがとうございました!
Text by Org-aco
Photo by Org-q_ta
取材協力:(一)憩屋 やすみや













