"まったり"フェス「Rock on the Rock '07」レポート ~第1弾~
フジロックまで、いよいよ2ヶ月を切りましたね! 「野外フェスが待ちきれないっ」というアナタのために、行きたかったけど、売り切れちゃって……というアナタのために、orgスタッフがGW明けの週末に愛知県で行われた「Rock on the Rock '07」(以下RoR)に潜入! 夏に先駆けて開催された野外フェスの模様をレポートします。
5月12日(土)。天気は超快晴。昨日まで吹いていた強風も落ち着き、絶好のフェス日和に恵まれた。11:20の開演に間に合うよう8:30に出発。会場付近に近づいても渋滞はなく(むしろ交通量少なめで道が合っているか少々不安)、10:30頃スムーズに駐車場に到着! まずそこで目に飛びこんできたのは、どこまでも広がる海(三河湾)。右手に海を眺めながら海沿いを歩いて会場に向かう途中、上空では飛行機から本日の出演アーティストのアナウンスが。そして、「みなさーん、本日は、まったーりするも良し……」と過ごし方の提案まで流れてきた(笑)。
そんなウェルカムムード満点のアナウンスを聞きながら会場に近づくと、砂浜に椅子を並べてくつろぐ人(もちろん、朝からBEER!)、海へと続く階段に座って心地よい風にあたりながら早くもまったりしている人の姿が目立つ。アナウンス通り!? そこにはユルユルなムードが漂っていた。愛知県三河湾で開催される1日だけのフェス、ということで2~3日間のそれに比べれば気軽に参加できるため、個人的には普段フェスにあまり行かない人もけっこういるのでは? と思いながらBeach Fieldに到着。
すると、そんな予想は見事に外れた。もちろん、全員にアンケートをとったわけではないので正確にはわからないが、見た目だけで判断をさせていただくと、朝霧JAMやフジロックでいうとアバロン・ヘブン・オレンジ辺りの住人っぽいフェス慣れしていそうな人がたくさんいたのだ。懐かしいような嬉しいような気持ちがこみ上げ、野外フェスに来たんだな! とテンションもさらに上昇↑。
Beach Fieldを過ぎて、いざメインステージとなるRock Fieldへ! 「RoRに来たぞ!」という決め手になる実感を早く得たくて、切り立った岩盤(rock)の前にセッティングされたステージを見に行く。「おぉ! これがRoRのメインステージかぁ」。ステージの後ろが透けていて、そこからも岩盤や木々の緑が顔をのぞかせており、野外の気持ち良さを最大に活かした仕上がりになっている様子。
そして、もう一つ自分の目で確かめたいことがあった。それは、ステージとオーディエンスの境界線である「柵」について。RoRには、これがないという。柵がないメインステージなんてアリなの!? と最前列をチェック。確かに、ない。2000人近く収容できるであろうステージなだけに、もしも……を考えると思い切った決断だなと思った。これは、『ステージからの「伝えたい気持ち」客席からの「受け止める気持ち」その間を寸断するものは何もいらないという気持ちから(※)』という理由なのだそう。なるほど……。柵を設けないことにより、演奏する側と見る側が本当に一体になって、一緒にRoRを創っているという自覚が“思いやり”を生み、フェスの成功へとつながっているのでは──そんな気がした。そして、“相手を思いやる気持ち”を持っていることこそが、RoRに参加できる資格なのではないだろうかと思った。
そんなRoRの幕開けは、地元岡崎市で活動している和太鼓集団「零 ZERO」。祭りといえば太鼓でしょう! その後、曽我部恵一BANDでオーディエンスのエンジンは全開!!! 青空の下、自然の中で聴く音楽はどうしてこんなに気持ちいいんだろう! でもでも、みなさんも良くご存知のとおり、フェスの楽しみって、ライブだけじゃないですよね~。むしろ、ライブ以外を楽しみにしている人も多いのでは(笑)?? 次回は、RoRでの各々の楽しみ方などを紹介。「チケットなくても十分楽しい!」なんて言っちゃうお客さんもいました!
※Rock on the Rock '07 オフィシャルサイト「注意事項」より抜粋
・Rock on the Rock オフィシャルホームページ
text by Org-riko
photos by Org-riko













