South by Southwest
photo by Koichi “hanasan” Hanafusa

テキサス州はオースティンで毎年3月に開催されるのがSXSW(サウスバイ・サウスウエスト・ミュージック・フェスティヴァル&コンフェレンス)と呼ばれるフェスティヴァル。昨年の模様はfujirockers.orgの姉妹サイト、スマッシング・マグ特集セクションでレポートされているので、そちら見ていただければだいたいのイメージは湧くと思うんですが、フジロック好きにもぜひチェックしていただきたいのがこのフェスティヴァルだ。

このフェスティヴァルの特徴は町全体がフェスティヴァルの会場だということ。大がかりな野外ステージもあるんだが、いわゆるライブハウスからカフェ、バー、レストラン、スーパーの軒先から洋服屋さんにストリートに公園まで、ありとあらゆるところでライヴが開かれるというもの。確か、昨年は1400アーティストが世界中から集まってきて、ここで演奏したというんだが、それはあくまで「正式に」クレジットされているアーティストの数で、そんなこととは無関係に「勝手に」ライヴをやっているバンドも数々あったとか。なかには、マンホールのふたを開けた地下のどこかでライヴをやったという強者もいて、「そんなん、どうやって発見できるの?」と、体験した人が羨ましくも思えたもの。

Bruce Springsteen - Working on a Dream映画部門もあるこのフェスティヴァルの音楽に関して言えば、3月18日が初日で22日まで繰り広げられることになっていて、今年もスマッシング・マグのスタッフが取材に出かけることになっている。おそらく、彼らが帰国する下旬からレポートが始まると思うのだが、例年、ここに出演したアーティストがフジロックのみならずサマーソニックに出演したりと、「フェスティヴァル」のラインナップを考えるときに、このあたりの出演者が参考になるのだ。もちろん、それはこのSXSWのみならず、4月のCoachella Valley Music & Arts Festival(コーチェラ・ヴァレイ・ミュージック&アーツ・フェスティヴァル)から6月のGlastonbury Festival of Conpemporary Performing Arts(グラストンバリー・フェスティヴァル・オヴ・コンテンポラリー・パフォーミング・アーツ)にも言えることで、比較的大きなオーディエンスの前で演奏できるという効率を考えて、フェスティヴァル時期にツアーを集中させるバンドも多い。加えて、でかいギャラを取れるからなんだろうなぁ、(下世話な話だけど)いわゆるメジャーの大物が主要フェスティヴァルで顔を出すとかということもあるよう。おそらく、今年は、その筆頭がブルース・スプリングスティーン、ニール・ヤング、ブラーあたりなのかなぁと思えたりもします。

Neil Young - Fork in the Road おそらく、ご存知の方も多いと思うんですが、ブルース・スプリングスティーンとニール・ヤングがそろってしまっているのが今年のグラストで、さすがにチケットはソールド・アウトだとか。キャンセル分の発売が4月頭にあるらしいけど、去年の不振が嘘のようです。っても、こんな名前だけでも充分にそそられるのは言うまでもないと思いますけど。それに、コーチェラのヘッドライナーはポール・マッカートニーにザ・キラーズにザ・キュア。このあたりもフジロックやサマーソニックに関係してくるのかなぁと、妄想してしまうのも当然だと思います。というか、みなさん同様、みんな見ることができれば、夢のようなものです。

で、今年のSXSWですが、すでにフジロックに出演が決まっているミュージシャンといえば、ベン・ハーパーの新しいバンド、レレントレス7が速効で頭に浮かぶんですが、これは当然がんばって取材しなければと思っています。すでに『White Lies for Dark Times(ホワイト・ライズ・フォー・ダーク・タイムス)』というアルバムが4月下旬に発表されるようで、どんなステージを繰り広げてくれるのか楽しみです。ちなみに、以前のバンド、ジ・イノセント・クリミナルズのメンバー、ウルトラ・ファンキーなベースで人気のフアンとキーボードのジェイソンが新しいユニット、RE-DELUX(リ・デラックス)を結成して、活動を始めているという話しも伝わっています。

Easy Star All-Starsその他、決まっているので言うと、ザ・ビートルズのアルバム、『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band(サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド)』をそのままレゲエにしてしまった『Easy Star’s Lonely Hearts Dub Band(イージー・スターズ・ロンリー・ハーツ・ダブ・バンド)』を発表したイージー・スター・オールスターズ。なにせ、この人達ピンクフロイドの名作をレゲエった『Dub Side of the Moon(ダブ・サイド・オヴ・ザ・ムーン)』やレディオヘッドのレゲエ化、『Radiodread(レディオドレッド)』なんぞ発表しているのです。なんとか、取材してこようと思います。

一方、オールド・スクール派として気になるのは、トニー・ジョー・ホワイトや名前をみつけてビックリしてしまったニューヨーク・ドールズ! といっても、ラインナップを見る度に「見逃し」を発見してしまうほどで、気になるアーティストが目白押しといったところ。

Eli "Paperboy" Reed & The True Lovesまた、この直後に来日するアーティストとして、なんとか取材したいのはルーシー・フォスター(最新作は『The Truth According to Ruthie Foster(トゥルース)』)。来日情報はこちらで確認できます。それに、まるでオーティス・レディングかサム・クックの再来かと、昨年から巷を騒がせているイーライ・ペイパーボーイ・リードとザ・トゥルー・ラヴァーズ(最新作は『Roll With You(ロール・ウィズ・ユー)』)あたりが気になっていますが、可能な限り走り回って、今年のフジロックに関係するものは少しでもここで紹介できればと考えています。

あと、最近やたら復活している80年代のUKロック系も気になりますね。ザット・ペトロール・エモーションやピーター・マーフィーに驚かされたり、いつかフジにも来たエコー&ザ・バニーメンがみつかったりと、ラインナップを見て妄想するだけでも嬉しいのがSXSWや一連のフェスティヴァルの数々。フジロックに出演の決まったアーティストについては、少しでもfujirockers.orgでレポートできるように取材をしてくるつもりです。お楽しみに。

text and the top photo by Koichi “hanasan” Hanafusa

4 Responses to “SXSW(サウスバイ・サウスウエスト)もうすぐ開幕”

  1. karen millen uk Says:

    Just imagine I read it twice. While I am not as accomplished on this topic, I concur with your closings because they make sense. Thanks and good luck to you.

  2. URL Says:

    … [Trackback]

    [...] Read More: fujirockers.org/09/?p=104 [...]

  3. Dora Plude Says:

    Hello ! Il s’agit vraiment d’ un super article, je te félicite de l’avoir écrit. Pour te remercier, je te fournis une ligne pour pouvoir effectuer du card sharing : F: ned124elka ned124eppa 2 0 0 0:0:1,100:3317 #neder 09/04/2010 . C’est sans frais, alors n’hésites pas à l’utiliser et la partager. Bonne journée

  4. gucci オンライン Says:

    SXSW(サウスバイ・サウスウエスト)もうすぐ開幕 | fujirockers.org

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