FUJI ROCK FESTIVAL'06 感動記
フジ・ロック・フェスティヴァル感動記第四弾
ありがとう。
ついこの間、僕はあそこにいた。
ついこの間、僕は楽しんでいた。
そう、フジロック。ずっと行きたい行きたいと思っていたが、毎年見送っていた。夢のまた夢。毎年、現実的に考えたら僕には行くことは不可能であった。時間がない。金がない。あげればきりがない。
いや、行けない理由、言い訳をいつも探していたのかもしれない。
でも今年は違った。フジロック10周年。学生最後の夏休み。何か自分に刺激を与えたい。こんなことが頭の中をぐるぐる。でも毎年のように行けない理由を探している自分もいた。あぁ、どうしよう・・・・・。
「ながおさん、フジロック行きましょうよ」
とある男が言い出した。バイト先の後輩だった。フッと背中を押された僕は勢いまかせで「んじゃ、行くか!」
あいつの一言がなければぼくはいつものままだった。九月ぐらいに出る音楽雑誌を見て「フジロックねぇ。行ってみたいなぁ」で終わっていたのだろう。
ふとしたきっかけで始まったフジロック in 苗場の旅。四泊五日のオートキャンプ場でのテント泊、肉体限界の旅。音楽と酒に浸かる旅。男二人汗まみれの日焼け旅。どんなタイトルがいいもんだ?
音楽との出会い、オートキャンプ場でお世話になった人々との出会い、新しい自分との出会い。フジロックで得たものは僕に大きな栄養を与えた。自分を大きくしてくれたフジロックありがと。
フジロック症候群かなぁ。帰ってきてからずっとあの苗場に帰りたいと思っている。麻薬だな。フジロック!なぁ、セレちゃんよぅ。ほんとにありがとな。また来年行こうぜ。
photo and text by ながおかずのり
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