Street Bikers 編集部インタビュー
フジロックバイカー必見! Street Bikers 編集部インタビュー
――駐輪スペースのことについてお聞きしたいのですが。
SB:駐輪スペースは最初ガーッと入っていっぱいになるんだけど、1 日目、2 日目と終わると、宿に帰る人がいるから意外と抜けるんだよね。だから翌日は結構空きがでてる。駐輪場がいっぱいだった人はパス交換所の後ろに停めるんだけど、意外と空きがあるから一度奥まで来てみると良いかもしれない。駐輪スペース自体は毎年ちょっとずつゲートの方に広げてもらってはいるんだよね。数年前に比べれば100 台くらい多く止められるようになったんじゃないかな。
――今まで見てきた中で変わったバイク乗りの方なんかはいますか?
SB:鹿児島から毎年カブで来る軍団がいるよね。鹿児島からだよ(笑)。カブ2 台とモンキー1 台で、両方とも50cc 。もう3 年連続くらい見てるかなぁ。それはほんと頭下がる。いい加減卒業しろよとも思うんだけど(笑)。でも彼らは彼らなりの楽しさっていうのがあるんだろうなぁ。
――自転車で来るお客さんもいませんでしたっけ?
SB:自転車は割といるかな。自転車の人は自転車の人で、空気入れを貸したりと多少のサポートはできるけど、持っていってる物がバイク用だから合わないことがあるんだよね。自転車のパンクは1 回直したかな。

――では最後にStreet Bikers の意気込みを聞かせてもらっていいですか?
SB:記事としては、フジロックのアーティストとかそういうことではなくて、フェスティバルの空間っていうのはみんなにとってどういうものだったかを、サイドビューでしかないけど伝えていきたい。アーティストとかそういうものを目当てにくるのはもちろん分かってるんだけど、みんなの1 年の中でフジロックというものがどういう意味になっているか、そこへ入っていたときにどういう感覚を受けているか、そういうのを分かって欲しい。こういうところは日高さんともよく話してるよ。だから僕らもそういうことをいつもいつも伝えていこうかなと思って記事を作ってる。
org―そうですね。音楽ばっかりじゃなくて、& more も含めたモノが面白いんですよね。現実から離れられる空間ですし。
SB―3 日間通し券って4 万円くらいするじゃん。4 万円って高いものか、安いものなのか。この辺も日高さんともよく話をしたんだけど、一瞬高いモノとみんなは感じるだろうと。でも、来てみて3 日間その空気の中にいたときに、本当にその値段は高いものなのかっていうところは、SMASH さんのフェスティバルを作る人たち側もすごい真剣に考えてる。そう感じさせないためのフェスティバルの空気感をつくる努力をしてるんだよね。
僕らはそういうものをすごい感じ取ってて、だからどんなアーティストが来ようが、どんな天候の年であろうが、その年のそこにあったものを感じるだけでも行く価値があるよっていうことを伝えていければなって思う。そういうのって音楽専門誌があまりやらないことじゃん。だからこれは僕らの任務だなって。あとはバイクで来てくれるお客さんに嫌なことを残さないで帰ってもらいたいなぁと。それも任務になっちゃったよね。
――ありがとうございました! ではまた苗場でお会いしましょう!
interviewed by org-funabashi、org-taiki
photos by org-sama、org-taiki
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