• ROOKIE出身シリーズ最終章! サンボマスターの轟音がレッドの屋根を吹き飛ばす !!!(July 27, 2004)
  • ROOKIE出身アーティストインタビュー第二弾:ASIAN KUNG-FU GENERATION(July 26, 2004)
  • 全部見せます!!ROOKIE A GO GO!全バンド紹介(July 13, 2004)
  • ROOKIE出身アーティストインタビュー第一弾:惑星(July 11, 2004)
  • ルーキー特集『ゲート外熱戦スポット 今年は絶対、ROOKIE A GOGOを観に行こう!』(June 27, 2004)
  • ROOKIE出身アーティストインタビュー第一弾:惑星

    wakuseitop.jpg FUJI ROCK'02のROOKIE A GO GO!。観に来ていた海外アーティスト達も巻き込み、大きな盛り上がりを見せた惑星のステージを覚えているだろうか? 昨年はライジングサンなどの大きなフェスも経験し、2004年はとうとうフジのレッドマーキーに進出! ルーキーから見事ゲートの中に入ったお手本アーティストとして、今回のルーキー特集は惑星のインタビューをお届けします。'02フジ出演時のエピソードから、彼らなりのフェスの楽しみ方まで、大いに語ってもらいました!

    *'02 fujirockers.orgインタビュー
    *'02 fujirockexpressレポート

    惑星にとってのFUJI ROCK、そしてROOKIE A GO GO!とは?

    wakusei02rookie.jpg ●まずは'02のROOKIE A GO GO! 出演時の話から。フジのルーキーっていうステージに出られるという話を聞いたときはどう思いましたか?

    岸田研二(Vo,G):めちゃめちゃうれしかったですよ。ホントに。惑星を始めてから10年くらい経つんですけど、フジロックもそのくらいの歴史ですよね。僕はその当時、映画作ったりなんだりしてたんですけど「やっぱり音楽だけでやっていこう!」って思うのにフジロックの存在ってすごく大きくて。僕たちが見たいって思うバンドが、海外のアーティストと一緒にやる初めてのフェスだったと思うんですよね、日本で。なんかそういう、「あ〜、変わっていくんだな」っていう期待がすごくあって。自分たちが好きな音楽ってそんなに聞いてる人間はいないんだろうなってその当時はうすうす思っていたから。そういう中で、これだけ多くの人を集めてやれるっていうのは、すごく希望がもてるフェスティバルだったんですよね。そうやって、バンドを続けていくきっかけにもなったフェスだったんで、ルーキーステージっていうところでも呼んでもらえてホントにうれしかったです。

    ●それまではフジは観に行ったことはあったんですか?

    岸田:観に行ってないんですよ、んなこといいつつも(笑)。裏で自分たちのライヴがあったりして。気にはなってましたけどね。なんか初年度は天候が悪くて中止になっちゃったんですよね。そういうの含めて、あー、居たかったなその場にって思いました。

    ●悪天候とか好きですか?

    岸田:好きですねー(一同笑)。やっぱ野外ってそれが一番醍醐味じゃないですか。晴れだと思ってたら雨降っちゃったりとか。

    ●清水さんもルーキーの時がフジ初体験ですか?

    清水義将 (Ba):そうなんです。やっぱり野外だから、天気いい悪いもふくめてハプニング的なものも良さですよね。2年前は天気よかったんですよ。出番が最終日の夜中だったんですけど、朝一からみんなで行って、ゆらゆら帝国とか見てすごいはしゃいで。覚えてるのが、1日帽子かぶって歩いてて、レッチリ終わって、自分達の出番が来て「さあ、やるか」って帽子とったら、帽子の線で日焼けしてた(笑)。そのまま出たんですけど、お客さんはみんな「なんだ?」って顔してましたね。

    平田智美(Dr):私もその時が始めてで、すごく楽しかったです。最初ゆらゆら帝国見て。sonic youthの別ユニットが出ててそれ見たり、リトルクリーチャーズもすごい良かった。レッチリも見たし。その時ちょうど『BY THE WAY』が出たときですごい好きだったんで盛り上がりましたね。

    ●結構1日でいっぱい見てまわってますが、疲れなかったですか?

    平田:多分、都内であの距離を歩いたら疲れちゃうと思うんですけど、あの環境だとへっちゃらでしたね(笑)。自分のライヴもなにも問題なく。むしろいいライヴみたあとだったから、気持ちが盛り上がっていい感じで出来ましたね。

    ●フジロックのようなフェスって全員が惑星を見にきてるお客さんじゃないと思うんですけど、そういう環境でやるのはどうですか?

    岸田:そういう環境の方がある種自然だなと思いましたね。うれしかったですね、いろんな世代の人が観に来てて。出てる側も、見てる側も、お店出してる側もみんな一緒、みたいな。このバンドしか見ない!っていう場所だと野外でやってもライヴハウス的なところでやるのとかわらないような気がしてきちゃうんです。だけど、そうじゃなくてもっと開放的でお祭り的で、別に1コのバンドだけじゃなくて、気が向いたら他のバンドも見に行って、聴きたくなかったら酒でも飲んで。すごくあるべき姿なんじゃないかなと思いましたね。

    今年、フジロックだけ3日間通し券じゃないですか。賛否両論あると思うんですけど、フジにはそういう「えっ!」と思うことをいろいろやっていって欲しいと思いますね。1フェスファンとしては。そうじゃないとなかなかやっぱり、この島国で、ちょっとロックに不向きな国民性なのかなって思うこともあるし。でもやってる側としてはブームうんぬんじゃなくて、音楽は必要だし楽しいから聞くっていうのが深まっていけばいいなと思うんですよ。世代的にも広がって、そういうところの入り口としてのフェスティバルになって欲しいなと思いますよね。

    ●フジロックに出てから変わったことはありますか?街で追いかけられるようになったりとか(笑)。

    岸田:それは特にないですねぇ。でも、気分的にはすごく変わりましたよ。それまでは、大きくなることだけ、とかキャパシティ広げていくことだけとか、自分を縛ってきた部分があったのかも知れない。でも、そうじゃない音楽の形っていうのもしっかりあるんだなっていうのを体感できて、気持ちが楽になったところはありますね。

    清水:まだメジャーからファーストアルバムが出る前だったんですけど、その時出た日本のバンド同士では「あの時出てたよね」とかそういう話になって、一般的な変化というよりは横の認知が広がりましたね。

    平田:私は、やる側の意識の変化みたいなのはありました。今まで自分たちがライヴをやっても、わかりやすくのってくれるような感じのライヴをしたことがなくて、けっこうお客さんが立ち尽くして見てる感じが多かったんです。でも、あの時初めて、暴れてるお客さんとか、周りを気にしないで動いてるような人達がいて。ホワイトストライプスの女の子が踊りまくってたりとか。あ、やっぱりこういうライヴが好きだなと思って、これからはこういう自然に身体が動いちゃうようなライヴがしたいなって思うようになりました。

    ●ルーキーって場外だし、深夜だし、条件的にはあまりよくないですよね

    岸田:そうですねー。バイクのショーの合間とかですからね(笑)もう、レッチリ終わった後で、お客さんとかもみんな疲れてて。ぞろぞろ帰っていく横でやったんだけど、その時お世話になったホットスタッフの石川さんがひとこと「お祭りだから楽しんで!」っていってくれたのがすごい残りましたね。まさにそうだなって。お客さんが入ってようが入ってなかろうが、機材が良かろうが悪かろうが、そこで楽しんだもん勝ち。楽しみました。

    ●ルーキーに出て、中(メインステージ)入ってやろうという気持ちはありました?

    岸田:すっごいありました。なんかもう朝からいっていろいろ見てまわってて、途中で「あ、俺今日ライヴするんだよな」って思って、遊んでないで寝ようと、車帰って寝たりして。その時はもう、昼でたい!って思いましたね。

    ●今年もルーキーが15バンド出るんですけど、先輩からアドヴァイスはありますか?

    清水:そんな余裕ないです!
    (一同爆笑)


    その1 / その2 / その3

    interview by ORG-wacchy and photos by ORG-saya38. The copyright of the article belongs to Nozomi "wacchy" Wachi and the same of the photos belongs to "saya38" Takahashi. They may not be reproduced in any form whatsoever.

    惑星の作品 :

    "WHITE WESTERN BOOTS [MAXI]" (7/21発売)
    "VOID"
    "惑星"
    "BIRD+BUENA [MAXI]"
    "sadpunk [LIMITED EDITION]"
    "HONEY PIE/Thursday [MAXI] "
    "shi-ro-i-to-ri"
    "ku-ro-i-ho-shi"
    "Acoustic"

    (July 11, 2004)
  • 速報!Heal Niigata第2弾始動!大将出演イベント決定!
    そして今年のフジのチケットについて大将に直撃!!
    (February 18, 2005)
  • [HEAL NIIGATA]名古屋ダイアモンドホール(February 8, 2005)
  • [HEAL NIIGATA]札幌ペニーレーン24(February 8, 2005)
  • [HEAL NIIGATA]ZEPP東京(February 8, 2005)
  • [HEAL NIIGATA]渋谷AX(February 8, 2005)
  • [HEAL NIIGATA]大阪 難波HATCH(February 8, 2005)
  • [HEAL NIIGATA] 横浜BLITZ(February 6, 2005)
  • サーチ:
    キーワード:
    Amazon.co.jpアソシエイト
    165x55