第4弾発表!「すっぱ抜き」完全復活宣言!

Posted on April 13, 2008
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dorberman

以前、皮肉たっぷりなタイトルを持ってきて、すぱっと自虐コラムを書いてしまったオルグマスターですが、ライブ三昧で生きてきた50代の人間に「伝説のバンド」とまで言わせるのは、どこらへんなのでしょうか。こちら、その半分も生きていないので、正直わかりかねます。何もかもが伝説の範疇というか……。あくまでも個人的な感覚ですが「伝説」なんて言葉を使いたくなるのは、いまだ生で見たことのないアーティストだったりしますね。何となくですが。

さて、今回はそんな思わせぶりな噂の持ち出しは一切なしです。すなわち、本領発揮なすっぱ抜き。毎年、話題となるカントリーやフォーク系の名前がようやっと、ここで発表です。そしておそらく、UKデイに絡んでくるであろう名前もちらほらと見受けられます。4月15日正式発表、第4弾全21アーティスト! ラジオ『Real Deal』はもちろんオト付きで!

まず興味をそそるのが、ボブ・ディランの影響で音楽を始め、詩人としても有名な友部正人。思えば、今まで名前ひとつで出演したベテランたちは、フジという空間を飲み込むような圧倒的ライブを繰り広げてきました。井上陽水しかり、加藤登紀子しかり……。友部正人から、日本の旧き良き楽曲たちをレパートリーに組み込むキセルという流れが実現したら、これはもうどっぷりと浸れる感じで最高じゃないですか?

そして、できることなら山にいて欲しい彼らが、またしても形態を変えて戻って来ます。菊地成孔はNARUYOSHI KIKUCHI DUB SEXTETとして、ベンジーは浅井健一でもJUDEでもなくSHERBETSとして。ひととこでは収まりきらない才能をまた爆発させてくれるはずです。

janet_klein 去年のHOT CLUB OF COWTOWNに惚れ込んだなら是非見て欲しい、セピア色の世界を泳ぐJANET KLEINが登場です。前回の来日ではカタコトノニホンゴを交えた相当楽しいライブだったそう。毎回、面白いアーティストを呼んでくれるトムス・キャビンSXSWとも繋がっていて、そのアンテナはかなり期待できます。

騒ぎたい人向けに、ステージ前をわやくちゃにするだろう反逆の楽団が2つ。BANDA BASSOTTIとのイタリア・ツアー経験もあるDORBERMAN(写真)に、こっち発ステージ経由、最後はあっちで終……らないかもしれないOZOMATLIが決定しています。

さらに、TRAVISも決定。ある人は去年、彼らを見るため”だけ”に海沿いのイベントへ出向いたというね。そして言いました「できることなら山で聴きたひ。」と。もしやTHE CRIBSにKASABIANらと共に「UKデイ」に絡む、なんてこともあるかもしれません。あと、申し訳程度にとどめておきますが、BEN FOLDSが再び日本のフェスに出演ということで、こちら、ほっと胸を撫で下ろしております。

15日には、以下の21アーティストが正式発表される予定です。今からチェックして、妄想の中でタイムテーブルなぞ組んでみてください!

ASPARAGUS / BEAT CRUSADERS / BEN FOLDS / Bill Laswell presents Method of Defiance / THE CRIBS / DatA / DOBERMAN / GOTYE / JANET KLEIN / JASON FALKNER / JASON MRAZ / KASABIAN / キセル / NARUYOSHI KIKUCHI DUB SEXTET / OZOMATLI / THE RASCALS / Riddim Saunter / SHERBETS / 友部正人 / TRAVIS / WHITE LIES(第4弾全21アーティスト:アルファベット順)

Photo by org-hanasan, illustration by org-aizy, and comment by org-taiki.

posted by taiki