見よ、このカメラとレンズ。ニコンさん、ありがとう!

Posted on July 30, 2008
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Flower Travellin' Band

 さて、フジロック・ファンにはお馴染み、ウルトラ速効で苗場からライヴ&ダイレクトでレポートをお届けするのがFuji Rock Express。その魅力のひとつがフォト・レポートの数々で、グリーン・ステージやホワイトといった大きなステージのみならず、雑誌や新聞にはほとんど登場することのない小さなステージも全てくまなく網羅するというのがポリシーとなっています。そのために16名の写真家がピンク色のビブスを来て会場内外を走り回っていたんですが、その多くがニコン・ユーザー。というので、今回はそのニコンに機材協力をしていただいています。

なんといってもライヴを主体に撮影しているニコン・ユーザーに嬉しかったのは、昨年11月終わりに発表された名機、D3。なにせ、巨大なホールで行われるライヴならまだしも、ちっぽけなライヴハウスなどでのライヴの場合、照明の暗さから、極度に感度を上げざるを得ないんですが、そうやって撮影して避けられなかった「ノイズ」をなくしてしまったのがこの名機。すでにスタッフでもこの名機、D3を使用している写真家が数名いるんですが、これを使うと、もう他のカメラには戻れません。というので、ほぼ同時期に発表されたその廉価版のようなタイプ、D300を同時購入して支払いに四苦八苦している写真家もいます。それでも、思いのままにライヴ撮影ができることが嬉しくてたまらないのです。

今回はそのD3に加えて、フジロック開催期間中に発売されることになったD700も使わせていただいたんですが、そのクオリティに全員が舌を巻いたというのがホントのところです。いやぁ、喉から手が出るほどにD3D700が欲しい!というのが全員の共通した気持ちなんですね。

さらに、日頃、あまりの値段に手を出せない大型レンズも大活躍しています。そのひとつがNikkor ED 200-400mmF4Gという大型のズーム・レンスなんですが、それで撮影したのがヴェリー・ビー・ケアフルでのアップ。アコーディオン&ヴォーカルのリカルドからしたたり落ちる汗の一粒一粒までもがとてつもなくクリアに映し出されているのにびっくりです。

と言うことで、ニコンの名機やレンズを駆使して撮影したフォト・レポートの数々、楽しんでいただいていますでしょうか?

posted by hanasan