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フジまで待ちきれずに沖縄でフェスを体験してきました。(July 23, 2004)
フジ以外のフェスも楽しんでしまおう!(July 23, 2004)
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フジまで待ちきれずに沖縄でフェスを体験してきました。
さて翌日、宿の人に車で会場まで送ってくれているとき「ここの外国人のほとんどが基地関係の人で、髪を短くしているのは軍人」という話をしていた。会場に来ている外国人のほとんどは髪が短い。これも沖縄の一方の現実だ。
開演前に会場に着くと、前日とは打って変わってガラガラ。こんなんで始まるのかと心配になるくらいなんだけど、考えてみれば初年度の朝霧JAMみたいなゆったりとした空気が流れていて、それはそれで良い。まず、地元のRYUKYU RIONというレゲエバンドが出てきて、そうだ、このシチュエーションでDry&Heavyを観たら気持ちいいんだろうなぁと思ったり、今年フジロックに出るジャック・ジョンソンとかの弾き語りとか聴けたらどんなに素晴らしいだろうかと想像する。
出演バンドの数が多いので、必然的にバンドの転換時間は短くなる。タイムテーブルを見せてもらったら、バンドとバンドの間は5分しかない。そのため作業は、テキパキして、F1レースのタイヤ交換並みに手際が良い。まあ、2日目の後半、ベテランバンドになってくると、そうでもなくなってくるが・・・。まあ、その要因には断続的に降っている雨のせいもある。1日目はモンゴル800のアンコールが終わるまで天気はもってくれたのだけど、この日はスコールに見舞われて一時中断になったりした。多くのお客さんは物販のテントに避難していたりするけど、気にせず濡れたまんまになっている人もいるし、セキュリティたちは雨降ってガラガラのステージ前では仕事がなく、むしろ歓声を上げたり踊ったりして、こんな状況を楽しんでいた。暗くなると雨は上がったけど、ずっと雷光が光っていて、最初はライティングなのかなと思ったくらいだった。
夕方になってくるとお客さんも増えてきて、賑わうようになってきた。それは去年のライジングサンにも出ていたQUEENのコピーバンド、KWEENや長年地元で活動していた、JET(今年フジに出るバンドとは違う。いきなり冒頭からピンク・フロイドの『THE DARK SIDE OF THE MOON』からの曲の3連発をぶちかました筋金入りの70年代ロックバンド)、長らく沖縄ロックの代名詞だった紫、そしてシーナ&ザ・ロケッツと、この日は70年代のロックをリアルタイムで聴いていたロックおじさん、おばさんにたまらないラインナップだったからだろう。お笑いを含めて、この日一番盛り上がったのがKWEEN、圧倒的な迫力で貫禄を見せてくれたのが紫、いつ観ても格好いいロックンロールをぶちかましてくれたシーナ&ザ・ロケッツが印象的。特に、紫には去年の外道みたいなポジションでフジロックに出て欲しいなぁ。それと拾い物は、「かっちゃんバンド」でバンド名からはイメージできないんだけど、ジェフ・ベック的な格好よさのあるギターと、ヒップホップを取り入れたり、芸人的なお笑いが混ぜ合わさったもので会場を盛り上げていた。個々のバンドのレポートは smashingmagにUPしていく予定です。
旬のバンドを揃えた1日目、ベテランバンド祭りだった2日目と沖縄ロックの現在と歴史を見せてくれたこのフェスは、長年やって地元に根付いているところから、朝霧JAMなんかが回数を数えれば、こんなふうに地元で応援していこうというような空気が生まれてくるのかなと思ったりする。規模なんかはフジロックと比べるまでもなく小さいんだけど、こんなフェスティバルが続いているんだということは、皆さんにも知ってもらいたい。
reported by ORG-nob and photos by ORG-nachi & ORG-ikesan. The copyright of the photos belongs to Nachi Yamazaki and Tsuyoshi "ikesan" Ikegami. They may not be reproduced in any form whatsoever.
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