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朝霧JAM-ライブレポート
13:00 本門寺重須孝行太鼓保存会(富士宮市)
肉眼で富士山山頂の測候所まで見えるくらいの絶好の天気で朝霧JAM1日目が始まる。「やっぱでっけぇなあ〜」と富士山を仰ぎ見て改めて思う。日差しが強くて汗ばむくらいなんだけど、そよぐ風が心地よい。朝8時に開場してお客さんが続々と乗り込んでレインボーステージの後ろのキャンプサイトはあっという間に埋まってしまった。始る前から場内のお店はたくさんの人が群がり、活気はフジロックのオアシスエリアみたいになっている。そして昼過ぎに朝霧JAMが始まる。
中学生くらいの女の子のあいさつで始った地元の太鼓なんだけど、お客さんも集まってこれが意外と言っては失礼なくらい盛り上がっていた。10数人がステージに立って一斉に太鼓を打ち鳴らす姿は迫力があってお客さんも歓声を送っている。そう言えば、以前の朝霧JAMにGOCOOが出ていたんだから、ドンドコ叩かれている太鼓のリズムにスネア(正式になんというか分からないけど、最初両端に置かれていたやつ)やパーカッションの乱れ打ちが乗っかたりするトライバルな展開はなんつーか、ほとんどV∞REDORMSじゃないかというくらいだ。電子音を出す人がいないだけで。お客さんもフェスティバル血中濃度が高い人たちが集まり、女の子のあいさつひとつひとつに歓声を送るし、リーダーの人の手拍子に合わせて手を叩く。それでこそフェスジャンキー。保存会の熱演振りに「ちゃんとあったまりました。打ち終わった時のポーズも決まって良かった」という声も。太鼓の人たちが生み出すグルーヴに乗せられたのももちろんあるけど、フェスの初めから貪欲に楽しんでいこうという気持ちがこういう場を作り出していくのだ。まあでも、終ると「一番右の子が可愛い」とか「いや、二番目だ」とかいう会話が交わされていたわけなんだけど。
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14:00-14:50 勝手にしやがれ
当方、東京を出たのが8時くらい。勝手のライブは14時スタート。まあ余裕で間に合うべ、なんてタカを括っていたのが間違いだった。駐車場でシャトルバスを待つこと約2時間。会場に着いた時には、もうライブ始まってて……。でも半分くらいは見れたし良しとしよう。まあ、そんなグダグダ加減も朝霧ジャムの醍醐味、ってことで。
武藤さんに以前インタビューさせてもらったとき「勝手にしやがれは、自分らもお客さんもいかに旨い酒が飲めるかってことをコンセプトにしている」と話していた。そんなコメントを実践されていたのかどうかはわからないが、この日の武藤さん、何となく顔が赤かった気が……。照明だけのせい?
演奏はというと、シャトルバス待ちの間から我慢できずに飲み始めていた、ボクらのグダグダ加減にカツを入れるかのように、いつもどおりのクールでスタイリッシュな“勝手ワールド”全開だった。フジロックといいライジングサンといい、そしてこの朝霧ジャムといい、やっぱり彼らは野外で見たほうが気持ちいい。ステージ狭しと動き回るホーン隊にはいつも以上の迫力が感じられ、座り慣れた指定席に陣取る例の“親分”に見守られた7人のクール・キャッツが叩き出す音たちが空へと抜けていく爽快感は、当然ながら屋内のライブで味わえるものではない。もっと晴れてたら、もっと気持ちよかったんだけど。
50分ほどの時間ながらも、"ロミオ"や"スレイヴ"、"ビッチ"といった定番曲はしっかりと押さえられていて、それを期待していたであろうお客さんも、前のほうでは激しくモッシュ、後ろの方ではお酒片手にユル〜く体を揺らす。そんな感じで、それぞれに朝霧の雰囲気と勝手にしやがれを楽しんでいた。さすがに、ライジングサンの時のように、ダイブは起きなかったようだが。
ちなみに、12時前くらいだったと思う。東名を下り、139号を北上しながら駐車場へと向かっていると……。ナント、福島さんが自分で車を運転しながら会場に向かっているところに遭遇した。だから間に合うと思ったんだけどなぁ。まさか、駐車場で足止め喰らうとは……。
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『デカダンス・ピエロ』(album)
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(December 01, 2004)
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