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     休憩を挟んで、第二部の始まり。アナーキーの仲野茂と、怒髪天の増子直純がここで登場し、以降彼らの独壇場となりました。

    増子「ルースターズは青春ですよ。でも、格好を真似しようとした奴はいなかった。あ、ヤンキー票が一番入っていたのは池畑さんだったね。ロックバンドでヒゲとパーマはなし! 斬新でしたよ」

    原島「増子は中学校の時にルースターズを聞いてギターを始めたんだよね」

    増子「そうですね。それまではやっぱり、キャロル、クールス。当時の主流はラブソングばっかり。意外と格好もついたけど、スイートだった。でもルースターズは違った」

    原島「やりたいだけっ!」

    増子「って言われても!(笑) でも衝撃でしたね。しかもビートが速い!」

    原島「ロッカーズのサブタイトルは、"このスピードについてこれるか"だけど、ルースターズはそれより速くて、全然ついてこれないんだよ。茂なんかはロフトでルースターズと一緒に演った時期がある訳じゃない、気になったことってある?」

    仲野「まぁ、デビューは同時期だし、ロッカーズもいたけど、やっぱりルースターズは一番気になったよね。パンクだったんだけど、何かこうストーンズぽかったり、いちいちこじゃれているのね。アフリカンビートを一番最初にやったのもあいつらだったし。いちいちムカつくんだよ。メンバーと一番最初に出会ったのは九州のラジオ局で、あいつらが終わって帰っていく時にさ、すれ違って『あ、ルースターズだ』って。そしたら池畑がずーっとガンつけてんのよ。ラジオだってのにスーツなんか着てんの。俺たちも東京から九州に向かうのに、サンハウスから始まって、ルースターズだ、ロッカーズだっていうのがあるから、気合入れていく訳よ。それなのに池畑が具志堅用高みたいな顔をして、階段を降りていってもまーだガンつけてんの。絶っ対ブッ飛ばしてやろうと思った。お前はイケイケ畑か!って」

    原島「最悪ですね! でも今では同じ THE COVER だもんね」

    仲野「うん。で、九州ってさぁ、年功序列みたいなのね。俺らの方がデビューは早いんだけど、ルースターズは歳が一コ上なのね。いつかの打ち上げで池畑と飲んでたら『茂、お前って俺の一コ下? 池畑じゃなくて池畑"さん"だろ? いつから呼び捨てするようになったん?』ってなって、『いや、ずっとだよ』って。それから会うたびに『池畑"さん"だろ?』、『いや、池畑』のやりとりが必ずあるよ」

    増子「池畑さんのドンカマ(ビートを刻む、リズムボックスのこと)事件って知ってる? 2ndのリズム撮りの所で『明日からドンカマ入れよう』って話になって。『ああ、わかった。明日からドンカマって人が来る』って言ったらしい。で、凄いのはそこからで、ドラムを叩いてみたら、ドンカマがいらないぐらいリズムがぴったしだったっていう。実は、俺のリズムは凄いぞ、っていう自慢話だった」

     再びルースターズのアレンジについて話が及び、仲野氏がヴォーカリストらしい意見を述べています。

    仲野「大江ってさ、面白いのはさ、『アンリリースド』の中に入ってる"SITTING ON THE FENCE"とか、まったく違うヴァージョンで歌ってんだよ。俺は一コ作るとそれに引っ張られるから、なかなか違うヴァージョンで歌えないんだよ。やっぱり、もともとギタリストなのかもしれない。それに、俺はベタベタなタイプの歌い手だから感情を込めてずぶ濡れになって歌うけど、大江とじゃがたらの(江戸)アケミはカラッカラなのよ。言葉を"捨てる"って言うか、飲まないんだよ。演歌と全然対極にいて、中に入ってこない。次から次へと吐き捨てるのは、すっごい難しいんだよ。感情を込めて歌えば伝わるような気がするんだけど、実は嘘で、言葉なんて、捨てないと相手が受け取れないだよな。歌おうとすると、どうしても力が入っちゃうんだよ。そうすると、届かないんだよね。大江によく学んだよ」

     仲野氏の一言「言葉を捨てる」。これには、なるほど、と皆が納得。そっけなく言葉の固まりをぶつけられているのにも関わらず、僕たちがズブズブとのめり込んだ理由をあっさりと一言で片付けたその発言は、説得力があり、こちらがずらずらとゴタクを並べることが出来ないくらい強烈でした。




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