チベット暴動に憤る! 難波章浩氏に緊急インタビュー

 今回のチベット暴動はフジロックとも決して無関係ではない。ミラレパ基金(チベタン・フリーダム・コンサート開催はじめチベットをサポートしている非営利団体)の日本支部は、NGOヴィレッジにブースを出し、セットチェンジ間にはステージ・アピールを行っていた。そのミラレパ基金を設立したBEASTIE BOYSは昨年土曜日のヘッドライナーを務めた。ちなみにfujirockers.orgでも、過去にミラレパ日本支部にインタビューを行っているので、興味があればここを見てください。
 そして知らない人もいるかもしれないが、チベット人ミュージシャンもフジロックに参加しているのだ。99年に出演したナワン・ケチョ氏は、数々の日本人ミュージシャン相手に飛び入りセッションを敢行したが、同年グリーン・ステージに登場したHi-STANDARDも彼と共演をはたしたバンドの一つ。ハイスタはチベタン・フリーダム・コンサートにも参加している。関わりの深いアーティストとして、今回の報道を受けどう感じているんだろうか。メンバーのひとり、難波章浩氏(ULTRA BRAiN)に緊急メール・インタビューを申し込むと、快く引き受けてくれ、すぐに回答がスタッフの手元に届けられた。

韓国フェスへの招待状

韓国のフェスと言われてピンときますか? フジ・ロックと同時期に開催されるPentaport Rock Festival(ペンタポート・ロック・フェスティバル)なら……という人はいるかもしれません。ところがどっこい、日本にも山ほどフェスがあるように、韓国にだって良質なフェスがたくさんあるのです。その中から昨年の8/31?9/2の3日間にかけて開催されたFlow Festival(以下フロー・フェスティバル)の様子をここではお伝えします!

第2弾発表!

 18日の午前0時に情報公開解禁となっている新しいラインナップは以下の通りです。13アクトが追加されます。
お馴染みのプライマル・スクリーム、 フジ・ロックが大好きで、サマー・ソニック出演を前にしてキャンプしながらフェスティヴァルを楽しんでいたこともあるザ・ミュージック。また、fujirockers.orgの姉妹サイト、Smashing Magのスタッフがテキサスはオースティンで開かれているフェスティヴァル、SXSW(サウス・バイ・サウス・ウェスト)で完全にぶっ飛ばされたというジプシー・パンク、ゴーゴル・ボデーロなんぞの顔が見えます。

アーティスト情報 : Ian Brown (イアン・ブラウン)

photo by Ryota MORI
永遠にやんちゃな大人であってほしい……イアン・ブラウンを見ているとつくづくそう思う。イアン・ブラウンについてはもう今さら説明する必要なんて ないであろう、イギリスはマンチェスターの80年代後半〜90年代に一代革命、マッドチェスター・ムーヴメントの統率役的な存在だったバンド、ザ・ストー ン・ローゼズのヴォーカリストだった男だ。セールス的な記録を残していただろうけれども、それよりもローゼズの音楽であり、存在そのものの記憶が鮮明に 残っているタイプのバンドだ。フジでもいつしかの三度笠姿のインパクトは今でも忘れられないし、肩で風を斬って会場を歩いていたということもある常連さん だ。

アーティスト情報 : The Go! Team (ザ・ゴー!チーム)

photo by Ryota MORI
 ダンスの魔法にかかる合言葉、それが「The Go! Team」。
その正体は、2005年、昼間のホワイトステージを一瞬にしてダンスホールに変えた多国籍なUKの6人組。フジ・ロックで日本初お披露目をしたあの時の興奮が忘れられなくて、思い出す度にニンマリ顔になってしまう。

アーティスト情報 : M!NK (ミンク)

photo by Hiroki Nishimuraaaaa
レッド・ホット・チリ・ペッパーズやマドンナ、REMなどを手がけた腕っこきのプロデューサー、シルヴィア・メッシーを迎えて制作されたデビューアルバム『ミンクの叫び』が今年初めに発売になったばかりのニュー・カマー・バンド、M!NK(ミンク)。

アーティスト情報 : eastern youth (イースタン・ユース)

photo by Yusuke Kitamura
結成20周年を迎えてなお、イースタンユースというバンドは進化を続けている。札幌で脈々と受け継がれるハードコア・ムーブメントの源流の一端を担ったと言えるこのスリーピース・バンドは、日本語表現を基調としつつ、爆音ながらも歌心を大切にする曲作りを続け、日本の多くのバンドに影響を与える存在となっている。

アーティスト情報 : Bootsy Collins (ブーツィー・コリンズ)

photo by Tsuyoshi Ikegami
すでにBBSその他では通の連中同士が盛り上がってるようなので、ここではまったく予備知識のない若いリスナーに向けて書こう。
これだけ騒がれているブーツィー・コリンズというのはどういう人か。実は、ベーシストだ。歌もやるがベースマンとしてのほうが圧倒的に有名だ。
ドリフのコントみたいなとんでもない派手な格好をいつも(レコーディングの時さえも)してるので、画像をググれば絶対に一発で覚えられる。

アーティスト情報 : My Bloody Valentine (マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン)

photo by Izumi Kumazawa
 98年のフジロックで動くケヴィン・シールズを観たときには感激した。それからしばらくはプライマル・スクリームのステージを観るたびに、巨大な体で、髪も伸び放題、やる気があるのかないのかわからない様子でギターを弾くケヴィンがいたのだ。
マイ・ブラッディ・ヴァレンタインと、どんどんロックンロールバンドになっていくプライマルとの違和感を感じつつ、時折ギターノイズを放出するケヴィンの姿は嬉しかった。こうしたリハビリの場を提供したプライマルにも感謝である。

朝霧JAM、早くも開催決定! 昨年のレポートもご覧あれ

朝霧JAM-It’s a beautiful day-(以下朝霧JAM)の開催がオフィシャル・ホームページにて早くも告知されました。フジ・ロックが終わった頃に情報が解禁される朝霧JAMですが、なぜこの早い時期に発表されたのか? それはどうやら開催日時が関係している模様です。

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