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PRAXIS featuring Bill Laswell(July 14, 2004)
fujirockersでやってしまおう、勝手にアーティスト紹介!(July 14, 2004)
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忌野清志郎&NiceMiddle with New Blue Day Horns
ここ数年バンドを一時休止し、ギター1本とタンバリンという、彼の半生の中では最もシンプルなスタイルで多くのロック・イベントに登場しては、清志郎流:果てしなくせつないオヤジギャグを披露し、あっけにとられた観客を尻目に持ち前の強烈なパフォーマンスを繰り広げてきた忌野清志郎。話題となった“あこがれの北朝鮮”、あのジョン・レノンの代表曲の名日本語カバー“イマジン”、そして発禁騒動ソング“パンク君が代”。どんな舞台であろうとも躊躇せず、ありのまま歌いあげてみせる彼のクリエイティヴな反骨精神に誰もが敬服するだろう。だが恐れおののいたレコード会社や放送局は、彼を自主規制した。いつだって彼には歌うテーマがある。そのひとつは「権力との戦い」だ。1989年、生放送の歌番組に出演中、突如「お●んこ野郎、F●東京」と放送局への異議申し立てを放送禁止用語で歌い、日本で初めて「理由ある反抗=パンク」をお茶の間に見せ付けたりもした(懐かしい思い出である)。
その過激な歌詞やパフォーマンスが問題視されることもある。だが、誰よりも世界平和を願う彼にとってはその直接的な表現は必然な事と言える。伝えたい事がある時、誰かに願うわけでもなく、自らマイクをとり、自ら強く表現しなくては何も伝わらない。そんな自決を清々しくキメてみせるロックンローラーなのだ。
そしてもうひとつの顔もある。彼はエルヴィス・プレスリーやオーティス・レディングのゆかりの地として有名なテネシー州:メンフィスの名誉市民でもある。リズム&ブルースへの愛情は計り知れないものがあるようで、最新ツアーDVD「WANTED」でもそのグルーヴ感あるステージングはじゅうぶんに発揮されている。伝説のバンド、RCサクセションのステージングに比べてもまったく衰えを見せないそのライブは、CDやDVDだけでは決して味わえない、恐ろしいパワーを感じる事が出来る。まったくとんでもない53歳である。
さらには“フジロックの顔”という称号も与えられている彼。昨年からバンド活動に戻り、今回のフジロックでのステージは2年ぶりとなる。RC 時代からの付き合い“Blue Day Horns(渋さ知らズの片山弘明も参加)”をも従えた、過去最強のグルーヴィン・バンドで登場予定!清志郎はやっぱり派手じゃないとね。RCナンバーも恐らく演奏されることでしょう。“雨上がりの夜空に”“トランジスタ・ラジオ”・・・数々の往年の名曲を聴かずして、フジロックは終われない!
written by fugee
photos by ORG-hanasan. The copyright of the article belongs to Koichi "hanasan" Hanafusa. They may not be reproduced in any form whatsoever.
代表作 selected by fugee
WANTED DVD (2004/05/21) ユニバーサルJ
One Man Show DVD (2004/07/21) ユニバーサルJ
ゴールデン☆ベスト ユニバーサルエディション RCサクセション CD (2004/02/25) ユニバーサルインターナショナル
KING CD (2003/11/19) ユニバーサルJ
album info :
"ゴールデン☆ベスト RCサクセション (ユニバーサル)"
"KING"
"<Discover URC"
「明日なき世界」の"COVERS"とは違うヴァージョンが収録されています。
"MAGIC〜Kiyoshiro The Best"
"COVERS"
"TIMERS"
"ゴールデン・ベスト RCサクセション (東芝EMI)"
"冬の十字架 : 忌野清志郎 Little Screaming Revue"
"夏の十字架" : ラフィータフィー
"ラフィータフィー"
"Rainbow Cafe" : 忌野清志郎 Little Screaming Revue
"GOODBYE EMI"
"Memphis"ほか多数
DVD info
"One Man Show"
"WANTED"
"RESPECT!〜The 30th Anniversary of KIYOSHIRO IMAWAN"
"GLAD ALL OVER"
"HAPPY HEADS"
"HAVE MERCY! "他
(July 16, 2004)
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