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・ FRFのことはrockersに学べ! 教えてrockers!
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ロックに興味を失ったロートルが如何にしてFRFに!?...Intro
三国街道の長いトンネルを抜けるとFRFであった....。
越後湯沢の駅からシャトルバスに乗って会場へ向かう。山道をバスに揺られること数十分。突然、眼下にFRFの会場が見える。入場ゲートやステージの後ろに見えるキャンプサイト。緑の芝生の上に無数に広がる色とりどりのテントでは、期間中大勢のrockersが生活しています。

今回お話を伺ったhidetoさんは、フェス限定キャンパーの30代公務員。どこをどう見てもロックとは無縁そうな背広姿で、「キャンプ情報」から「大人rockersの思い」まで、「ロックに興味を失ったロートルが如何にしてFRFに足を踏み入れたか?」と語ってくれました。
教えてhidetoさん!
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30代でFRFデビュー!
最初に知ったのは'97の時です。雑誌で告知記事を見ました。でもその時はメンツがあまり好みではなかったので「行こう」とは思いませんでした。'98も同じ理由で行きませんでしたね。
'99になってまた記事を見かけて、「まだやってるのか」とメンツをよく見たら、フィッシュとフェミ・クティの名前があった。「これは行かなくちゃ!」って思いました。当時は近く(新潟市)にいたんですが、物理的な距離というよりも心理的な距離が近かったですね、同じ県だったから。
'99までって、ちゃんとロック聞いてなかったんですよ。僕は80年代の終わりと共にロックを聞かなくなった。音楽を聞いてはいたんだけど、いわゆる「ロック」を聞かなくなってたんですね。10年くらいずっと、ジャズやブルース、ワールドミュージックを中心に聞いてました。たまに行くライブもそういうのばかり。FRFでいうとフェミ・クティのような。だから'99に引っ掛かったんですね。そういう意味では、FRFでロックに再開眼したのかもしれないなあ。
温泉入ってゆっくりできて、おいしいもの食べられて、しかも'99は3日間晴れ。悪い印象は何一つありませんでした。それからは毎年行ってます。
30代でキャンプデビュー!
'99は、越後湯沢にある職場の宿泊施設に泊まりました。ところが門限が22時だったんですよ。だから初日2日目のヘッドライナーは見てないです。3日目は、最高だったフィッシュの後そのまま朝までいて、「TABOO〜仁義なき戦い」最後まで見ましたけどね。
当時はそのヘッドライナーのアーティストを知らなかったから別になんとも思わなかったけど、後日テレビで見て「なんてことしたんだろう!」って大後悔した。「レイジが凄かった」とか「アンダーワールドが凄かった」っていうのをBBSで読んだり友達から聞いたりして、「これはアーティスト知らなくても最後まで見た方がいいな」「じゃあ最後まで見るには?」「近くに宿取ってもいいけど....あ、キャンプだったら朝までいられるじゃん!」って考えました。
だから翌年の'00からはキャンプで参加するようになりました。
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Intro/Part1/2/3/4
reported by ORG-satori and photos by fujirockers.org (July 5, 2002)
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