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・ FRFのことはrockersに学べ! 教えてrockers!
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ロックに興味を失ったロートルが如何にしてFRFに!?...Part4
好みに関係なくFRFを楽しもう!
FRFに参加して、「世の中って色々違う人がたくさんいるんだな。違う考え、違う好み、違う行動様式。人ってみんな違うんだな」と思いました。それはいい意味ですよ。
会場に行けば、いくつもステージがあってみんな違うものを聞いている。寝てる人もいれば起きてる人もいる。ブースやステージ上で主張してる人もいる。BBSを見れば、例えば政治的な問題についてもそれぞれ意見が違う。1つの、たった3日間のフェスに関わることで認識が変わりましたね。そういうことの接し方について、スキルができた。練習ができたと思いますよ。
さっきの「自分で調べる」ってうこともつながるんですが、自分の知らないことが出てきたらそれについて調べてみる。気に入れば楽しむ、理解できなければ受け入れない。音楽もそうですよね。よく言われる「フラッと通りかかってライブ見たら、それまで全然知らなかったけど好きになった」とか。人の好みや考え方について、「こんなに違う。それに対してどう接していけばいいのか」ということが勉強になりました。
大人は色々知ってる気がするけど、FRFでまた学ぶことって大きいです。
例えば、音楽のジャンルでロックがあって、ロックの中にも色々あって、テクノもあって、ジャズもあって....っていうのは知ってるかもしれないけど、それをまとめて聞ける機会って日本ではFRF以外にまずない。ジャンルにこだわらず聞いてる人達に知り合う機会もないでしょう?僕自身、テクノは全然聞かなかったのに流れてるのを聞いていいと思ったし、パンクで予想以上に盛り上がる自分も発見した。あの場と、それにつながる世界を知ることは大きいです。
やっぱり、大人になってから、仕事以外で新しい世界や人と知り合うのはなかなか難しいですよね。もう一つつながる社会ができるんであれば、いいことだと思いますよ。
人間て、属すのが一つの社会、具体的には職場(又は学校、家庭)だけだと、どうしても視野が狭くなったり、自分で煮詰まっていっちゃったりしますよね?だから音楽の趣味を媒介にして、いい意味での逃げ場として、複数の社会を持つのはいいことだと思います。
それより何より、音楽に対する情熱があれば、最初の一歩を踏み出せると思いますよ。
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優しい口調で熱く語ってくれたhidetoさん。実は「越後のちりめん問屋」ならぬ「越後の公務員」なんです。
そこで...
『緊急企画!ジモティーが勧める新潟土産』

「酒饅頭がいいんじゃないかな?日本酒八○山を使った酒饅頭が人気ありますね。それから越後湯沢の昔ながらの普通の茶色い温泉饅頭。甘いのが苦手な男性ばかりの職場だったら、おかき。煎餅じゃなくておかき。会社だとバリバリ音がするとまずいから、サクッと食べられるおかきがいいですね。縦長の袋に入ってるおかきが評判いいですよ。あと魚沼コシヒカリや地酒を買って帰ってる人もいましたねえ」
  
「時間があれば、JR越後湯沢駅にあるぽんしゅ館にぜひ行ってほしいですね。日本酒の試飲ができます。100銘柄くらいあって、利き酒ができる。500円で5杯だったかな?酒風呂もあります。日本酒が入った銭湯。800円です。FRFの期間中(7/27〜29)は、rockersの為に早朝営業(5:00〜)してくれるみたいですよ」
いいこと聞いちゃった! これを参考に、まずは新潟土産について自分で調べてみるのも楽しいかもしれません。
Intro/Part1/2/3/4
reported by ORG-satori and photos by fujirockers.org (July 5, 2002)
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