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・ FRFのことはrockersに学べ! 教えてrockers!
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子どもと苗場へ行ってみよう!
親子で楽しむフジロックフェスティバル...Part1
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●ロックとベビーカーの意外なマッチング
98年に豊洲で開催された時、一番下の子供はまだ1才になるかならないかでした。でも、「行ってみようじゃない!」って。会場が東京ということで行きやすかった、というのも大きなポントでした。友達に手伝ってもらってベビーカーを押して行ったんですよ。
デパートとか映画館に小さい子どもを連れて出かけるのって、ちょっと気を使う部分があるんですよね。迷惑になってはいけないっていう気持ちもあるし、大人の雰囲気をこわすと悪いなっていう感じもあるし。98年に参加した時は、どういう感じか試してみよう、様子をみよう、という気持ちの方が強かったです。
ところが、行ってみると意外にすんなりなじめたんですよね。ロックなイベントの中でベビーカーついてうろうろしても、違和感がなかったんです。
当時は今と違って、ほとんど子連れはいなかったんですよ。会場も狭かったし。変な目で見られるというより「あ、子どもだ。ふぅん」という感じだったかなあ。遊ぶ時は一緒に遊ぶし、妙に干渉しない代わりに変な目で見ることもないといった雰囲気で。今の苗場とはちょっと違うかもしれませんね。
2番目の子は3才過ぎだったので、ちょうどちょこまか動き回る時期だったんですよ。すると、いろんな人が声かけてくれるんです。本人もそれがすごく楽しかったらしくて。もちろん音楽は分からないんだけど、子どもなりに良い時間を過ごしたんですよね。当時10才の娘もその雰囲気に感じるものがあったらしくて。「いいな、楽しいな」って。親子共に良い印象で帰ることができました。
それと、98年に忘れられない経験をしたんですよ。
あのときは会場の都合で駅まですごく遠かったじゃないですか。移動の途中で子どもが疲れちゃって。だだこねて座り込んじゃったんですよ。その時、いかにもロックやってます!って感じのちょっと恐そうなお兄ちゃんが近寄ってきたんです。こっちも今程免疫がないですから、「うわっ!何だろうっ?」てちょっと身構えてたんですよ。
そしたら、「おぉい、がんばれよぉ」と子どもをはげましてくれて。それから子どもと一緒に歩いてくれたんだったかな、だっこしてくれたんだったかな。普段だと絶対ありえないようなシュチュエーションで、すごく感激しました。子どもを連れてフジロックに行くと、他の人を思いやる気持ちに出会うことが多いと思います。
人はみかけによらないって本当なんですよ。ピアスいっぱいつけてたり、金髪を逆立てているような人が、子どもと同じ目線にたってくれるんです。
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Intro/Part1/2/3/4/5
reported by ORG-natsuki (November 26, 2002)
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