|
 |
 |
・ FRFのことはrockersに学べ! 教えてrockers!
|
|
子どもと苗場へ行ってみよう!
親子で楽しむフジロックフェスティバル...Part3
----------------------------------------
●実録!子どもと過ごすフジロックとは?
一昨年は子どもが途中で熱出しちゃったんです。すごくみたいバンドがあったんだけど、全部見られませんでしたね。 子ども連れて行く場合は、お目当てをどうしても見るぞっていう感じで行くよりも、あの雰囲気を味わっって、子どもと一緒に楽しく過ごすというスタンスで参加する方があってる気がします。でも、それって子連れに限らないですよね。体調に気を配って、リラックスして参加するっていうのは、誰でも共通してることですから。
最近はKIDSコーナーもできたので、ゆっくり子どもを休ませることもできるようになったし、便利になりましたよね。ただ、そこにいる間は何も見られないのが残念。グリーンステージの一番後ろあたりにあると、休憩させつつ覗き見もできるから、すごく良いなあと思いますけど(笑)。
去年はSystem of a downが目当てだったんですけど、子どもはああいう激しいやつは聞きたくないっていう感じだったんですよ。一番楽しみにしていたので「どうしようかなあ」と思っていたら、ちょうど私がライブを見ている横でサッカーをしている外国人のお兄さんがいたんです。自然に子ども達も仲間に入れてもらえちゃって。その間わたしもちゃっかりお目当てのバンドを見られたりして。
フジロックには色々なバンドが出ますから。バンドを選んで、一緒に踊ったりする時間を持てるというのは良いなあと思います。ちょっと見に行って雰囲気をみて、うまく交ざれそうだったら一緒に楽しむ、みたいな。そういう風に過ごしていますよ。
私がPatti Smithを見て感動して泣いている横で、子どもはぐうぐう眠っていたこともあります。
普通のコンサートホールだと強制的に参加しなくてはいけないんだけど、自由にふるまえるというのがフェスティバルの良い所ですよね。見たくなければ見なくても良いんだよっていう雰囲気がフジロックにはあると思います。子ども連れにとっては楽な部分ですよね。
子連れ同士で仲良くなったりすることもありますよ。見たいアーティストが見られるように、交代して子どもの面倒みたり、とか。みんなでかわりばんこに出かけたり帰ったりしているうちに、テントが簡易託児所になっちゃったりして。そういう友達同士の交流も楽しんでいます。でも、やっぱり仲良し同士だとみたいものがかぶっちゃったりして。それが難点といえば、難点かなあ。
今年は一番上の子の同級生も一緒に行く予定なんですよ。幼馴染みなんですけど、音楽がすごく好きな子で。2年前連れて行った時は、ボランティアということでワールドレストランに出店している友達のお店の手伝いをしたんですよ。すごく楽しかったみたいです。小さい子の相手もしてくれるし、子どもが大きくなるに連れて色々な可能性が広がりますよね。
フジロックに行く前に、子連れどうしとかお友達どうしでのネットワークが広がると、お互い助け合って色々な楽しみ方ができると思うんです。基本的に音楽が好きな人が行く訳ですから、音楽の話ができるのがまず楽しい。それに、子育ての話もできる。そういう意味での広がりもまたおもしろいところですよね。子ども同士も現地で友達作って写真とったりとか。私が知らないうちに勝手に仲良くなっちゃって、全然知らない人の子どもと遊んでるぞ〜!とか。「今日は新しくなになにちゃんと友達になったんだ」って話してくれたりしますよ。子どもにとっても天国なんだと思います。
子どもを連れて行くのは、はっきりいって大変なんですよ、小さい子どもは自分で歩けないし、お金も余分にかかります。でも、子どもにとってもあの雰囲気は宝物だと思うので。それを体験させてあげられれば、良いなあって。 本当に、フジロックに来ているお客さんには感謝することが多いです。
Part4へ
Intro/Part1/2/3/4/5
reported by ORG-natsuki (November 26, 2002)
|