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[苗場特集]苗場の若大将、梅沢さんの苗場物語
世界中のバンド、美味、瞬間芸を楽しめるフジロック。でも、それを楽しんでいる間も「ここって新潟の苗場なんだよね」なんて、ふと感じるときってないですか?
前夜祭の苗場音頭でステップをきめ、苗場食堂の美味しい和食で腹を満たしたら、宿に戻って畳みの上で、寝る。こんな風にフジでもどっぷり、ご当地ならではの体験ができるのも、地元の方の協力があってこそ。それ以外の目に見えない部分でも、フジロック開催のために、苗場の方々はフジの開催前から走り回ってくれています。
ここでは、苗場の旅館組合長のヒデさんこと梅沢英夫さんにお話を伺いました。フジが苗場にやってきた当時の話など、ヒデさんが語る苗場物語です。
--- 今から約五年前、フジロックの苗場での初めての開催を決まったとき、地元の方の頭に浮かんだのは"不安"のニ文字でした。
「天神山の話とか、お台場の話とかがあって、前評判、悪い評判がすごかったというか。僕も実際フジロックをここでやると聞いたときに、調査に行った一人だったんです。主催者側も『良いことは言わないよ』という感じでくるので、どこまで鵜呑みにしたらいいかわからなくて。まあ住民の皆さんに納得してもらって、とにかく一年目はやってみようと。それでやってみてから断ってもいいじゃないかという話で始まったら、僕らが持っていたロックを聞く人のイメージと実際のマナーがだいぶ違って。それ
が反対に衝撃でしたね」
--- 実際にフジロックのお客さんが泊まりに来たときは、ちょっとしたとまどいもあったそうです。
「刺青したりとか、けっこう見た目は恐いお兄ちゃんが来るじゃないですか。初年度ね、富山から十二人ぐらいのグループが来たんですよ。女の子も男の子も、みんな刺青したりしてて。うちの親父やお袋なんかびっくりしてるわけですよ。『なんだよ、これ。大丈夫かな』なんて。
ボードをやっている子がみんなそうではないですけど、あんまりマナーが良くない冬のスノーボーダーとかのイメージが強いわけですよ。そういうような系統の子と全部いっしょに見えちゃったらしいんですよね。僕もそういう目で見てたんですけど、なかなかそれが。帰ってきてもきちっとしてるし、『お風呂は何時から何時までですか』って聞いてきて、時間を言うとその時間をちゃんと守ってくれるし。ルールを自分で作ってくれる人が多かったですね」
--- 苗場での開催を重ねるにつれて、ステージが増えるなど、フジロックの規模は年々大きくなっています。それにつれてフジを陰で支えるスタッフの数も、当然増えることに。
「苗場で一年目、二年目のフジは一般のお客さんにお泊りいただいたんですけど、三年目に急遽、テレビの撮影スタッフのみなさんを少しお預かりすることになったんですよ。そちらの方が『とにかく来年からは前面貸切にさせてくれ』ということで、それから三年間ずっと一般のお客さんは泊められなくなっちゃいまして。
ステージが増えたりして、年々撮影隊もやることが多くなるじゃないですか。レッドマーキーの担当の方なんかは、かなり遅くまでやって帰ってきますし。ですから僕も四日間寝ない覚悟でやってます。あと僕は苗場食堂も行ってますからね。結構大変には大変なんですけど、それが快感に変わってきているというか(笑)」
interview by ORG-rad and photos by hanasan
(June 23, 2004)
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