
Fuji Rockin' People Vol.1 --奥野竜太郎氏--Part1
---Fuji Rock Festivalにはいろんな分野から数多くの人たちが関わり合っています。というので、そんな人たちを紹介しようと思ってこのシリーズを始めました。誰が最初に登場するとか、そういったものは無関係です。ランダムに様々な人たちにインタヴューをして、どんどんアップしていく予定です。---- by ORG-master
奥野竜太郎(ニックネームは小龍〈Xiao Long、しゃおろん〉)さんは去年のフジロックのワールドレストランにも出店した「小龍茶館(しゃおろんちゃかん)」の責任者であり、去年のフジロックのレッド・マーキーのオープニングを飾った「中国のレイジ・アゲンスト・ザ・マシーン」THIN MAN(痩人)の招聘に尽力した人である。今年も「小龍茶館」はフジロックに出店するので、話を渋谷のパルコパート1にある店まで聞きに行った。フジロックでこの店の味に触れた人は是非、渋谷のこの店や恵比寿の「ごはんカフェ」まで足を運んで頂きたい。
インタビューの内容はフジに出店するお店や中国のロック事情についてで、特に中国のロック事情が興味深かった。奥野さん自身がSmashing magに「中国ロック小史」("Features"をチェックしてください)と題して執筆しているので、それも合わせて読んでいただきたい。
【フジロックに参加するきっかけ】
――まずは、フジロックに参加するきっかけなんですが。
「会社の上司の友人にワールドレストランを統括するソロモンさんがいて、99年のフジロックはソロモンさんに「観てみない?」と言われて、行かせてもっらったんです。そして99年のフジロックの後にこのレストランを始めました。去年のフジロックではソロモンさんから店として参加しないかと言われたんで店を出すことが出来ました。それと去年は中国のバンド、THIN MANの日本でのマネージャーをやっているんで彼らの方も見てました。」
【フジでのエピソード】
――フジロックに出した店のエピソードを教えて下さい。
「食材が足りなくなって2日目の夜中に車で東京に戻って取りに行ったりしました。あと、水場が遠かったのも大変でしたね。それと人手不足。いろいろ複雑なこともやったんで、みんなをコキ使いましたね(笑)。みんなに遊ぶ時間をあげたいと思ったんですが、それもできなかった。レストランはグリーンステージの近くにあるんで大物バンドが演奏しているときは暇なんですが、終わるとドバッと来るんで店の人にはバンドを見に行ってもいいから、早く戻ってこいと言ってました。いろいろ忙しくて去年はTHIN MAN以外にはフー・ファイターズ、ソニック・ユース、ソウルフラワー・ユニオンしか観れなかったです。」
――今年はどのようにしますか?
「今年は人数増やしてやるんで、みんな楽しく、ハッピーに出来ればいいですね。メニューはもう決まっていて、・ジャジャ麺・・・肉みそ炒めをかけた麺・ちまき・チャーシュー饅頭・パールミルクティー・・・タピオカ入り... これは、こちらの店でも出しているメニューです。こちら(東京)である程度作って持っていきます。インスタントみたいのはやりません。あと、夜寒かったら温かい中国茶を2〜3種出そうかと思っています。茶葉から入れた台湾系のお茶ですね。」
――バンドで観たいものは?
「バンドは中国のバンドを呼んで欲しいですね。あと個人的に観たいのは、KEMURI、3ピース、?????で、?????(ごめんなさい、まだ公開できない名前です)はフジ前に北京でライヴをやってから来るんですよ。」
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reported by ORG-nob (June 16 2001)
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