
Around the Fest.2〜intro〜
ミュージシャンやマネージャー、メディア関係の人たち等々、フジ・ロック周辺にはいろんな人たちが顔を覗かせています。というので、始めたのがAround The Fest.というシリーズ。いろんな人たちに登場してもらってフジ・ロックをいろんな角度から見てみようと思っています。というので、2回目に取り上げるのは2000年のフジ・ロックで、おそらく、最もフジ・ロック的だったバンド、オゾマトリ。
ヘヴンの泥沼のなかで太鼓を叩いたり、ラッパを吹き始め、ステージに立って楽器を手にするやいなや、わずかの人影しかなかったヘヴンで徐々に人を集めていったのが初日。グリーン・ステージでもミキシング・デスクのあるあたりから演奏を始めて、アリーナの人混みをかき分けてアプローチしたのがステージ。しかも、ステージの演奏でパーティ並みの大騒ぎを演出したかと思うと、演奏後もアリーナに降りていって、次のバンドが登場する間際まで演奏していたのがオゾマトリ。それを覚えている人も多いんじゃないかと思います。
さらに圧巻だったのは最終日のレッド・マーキー。オアシス広場で演奏を始め、オーディエンスを引き連れてステージに戻ってきた彼らは彼らを熱狂の渦に巻き込んでいます。それだけではなく、ステージの演奏が終わるとその渦をオアシスの櫓に持ち込んで、フジが求めていた「祭り」を形にしたのがあの時じゃなかったかなと思っています。「から〜す、なぜ鳴くの? カラスの勝手でしょ!」なんて歌っている彼らのこと、最もフジ・ロック的なバンドだと思わなかったですか?
そのオゾマトリがもうすぐ来日します。もちろん、fujirockers.orgはオゾマトリの初めての単独来日公演を全面的にサポートします。フジで味わったあの熱狂を再び! ひょっとすると、これって、フジ・ロッカーズの「今年も楽しむぞぉ!」パーティのようなものにしたいと思っています。みんな、遊びに来てちょうだい!
というので、アメリカ人スタッフのjasonに彼らと電話でインタヴュー。それを翻訳したのがこれです。
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Intro/Part1/2
Reported by ORG-master (Feb 27, 2002)
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