
Fuji Rockin' People. 番外編 --FRFから朝霧ジャムへ 馬鹿大将、日高氏に訊く(第2章 朝霧の傾向と対策)--Intro--
FRF'03に向け、日高大将の周りでは早くもプロジェクト(脅し?)が進行中。気になるなー。ところで、今月末に開催を控えた朝霧JAMはどうなんだろ?富士山の麓、朝霧高原で待ち受けるものは?音楽?キャンプ?ジョー・ストラマー?
『第2章 朝霧の傾向と対策』では、朝霧JAMの魅力を聞いてみました。大将から、キャンプのお誘いもあるよ。

-- 去年朝霧JAMができた時、「日高さんの興味が朝霧にシフトしちゃった!FRFは見捨てられた?」と思って、小さな反抗で行きませんでした。でも後から話聞いて、「行けば良かったなー」と。今年は行くので、改めて朝霧JAMについて教えてください。 --
去年の朝霧はFRFの1年目と同じ。もう去年みたいな思いはできないだろうな。ものすごく贅沢なものだったよ、あれは。24時間富士山が見れて、火をガンガン焚いてさ。テントはすぐそばにあって、レストランも一通り出てて。FRFとはまた違った魅力がある。ソロモン#は凧上げしながら見てたな。
#ソロモン....ワールドレストランでお馴染みエチオピアンレストラン「クイーン・シーバ」オーナーのソロモン氏。
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朝霧JAMがなぜできるか?通常じゃできないような低予算でなぜ成り立つのか?それは、ボランティアだよね。地元のボランティアの人達の力がすごく大きい。彼らの「自分達でやりたい」という気持ち。その気持ちに答えて、我々も最初から赤字覚悟でやってる。
やっぱり野外フェスティバルっていうのは、ある程度のコストがかかる。とりあえずハードウェアがあるわけだし。そのコストを押さえる為に、色んな人がボランティアに参加してくれる。
例えば、我々スタッフにも、ビジネスとして「この仕事はここに発注しよう。これはあそこに発注しよう」っていうのがあるわけだよ。仲のいい会社があるからね。ところが、それをやったら低予算では成り立たない。ビジネスだから。じゃ、どうするか?手作りだよ。朝霧JAMをやる為に、みんなもボランティアになっちゃうわけだ。そういうことをやりながら、去年はみんなが楽しんでたね。ウチの連中も、スタッフ少なくて1人何役もやらなくちゃいけないから大変なんだけど、ものすごく楽しんでた。
お客さんも、わけわからず来てたよね。「なんだろう、これ?」「なんかやるなら行ってみよう」って来てる。
その結果どうなるかっていうと、みんなで作り上げるものになるんだよ。スタッフもお客さんも一緒に作り上げる。ボランティアの人達や、地元のおじちゃんおばちゃんにも手伝ってもらって、自分達で作り上げるんだ。
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Intro/Part1/2/3/4/5 reported by ORG-satori and photo by ikesan. (Sept 18, 2002)
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