
Around The Fest. Vol.9 --リーバイ・ストラウス ジャパン マーケティング・サービス部の加藤俊祐さん--Intro--
リーバイ・ストラウス ジャパンのマーケティング・サービス部の加藤俊祐さんは、なんとなくミッシェル・ガン・エレファントのアベに似ている。年齢は自分と同じくらいなのに、グレイトフルデッドとか、古いバンドの名前がポンポン出てくる。油断すると、冗談だかマジだか分からないことを言う。だけど、音楽に対しては真剣に付き合っているんだなということが、話を通じて伝わってくる。
スポンサーから見たフジロック、リーバイスのCMと音楽について面白い話を伺えた。皆さんも、フジロックに来た際には富士岩石祭博物館をぜひ訪れて欲しい。
――何故、フジロックなんでしょうか?
「元々、60年代後半のウッドストックあたりから、ずっと音楽イベントってありますよね。その時代から、リーバイスは音楽とファッションの融合を図るためにサポート活動を行ってきました。現在皆さんの中には「音楽 = ジーンズ(リーバイス)」というイメージを持たれてる人も多いと思いますが、これは我々リーバイスが音楽サポート活動を継続してきた事の結晶だと思っています。
フジロックは日本で最初の野外音楽イベントですし、世界で最初にジーンズを産み出し、音楽との関係性も強いリーバイスとしては、「オリジナリティ」、「イノベーティブ」、「ミュージック」という共通項をフジロックに見出したので、サポートさせて頂く事となりました。
――フジロック開催中は、何をしているのでしょうか?
「リーバイスとして展開させてもらっているアトラクションとかを中心に問題がないように全体をケアしながら、時間があったらライヴも観て回ったりしています。ただ、ファンとして観るだけじゃなくて、仕事的な観点で『この人たちの音楽性は、リーバイスとマッチするだろうか』など、ライブ中のミュージシャンとリーバイスの展開を想像しながら、アクトを観ています。あと、会場内の若者ウオッチングしていますね。『リーバイスを穿いているのかな?』みたいな感じで。」
――音楽雑誌BUZZのフジロック特集号にリーバイスのロゴを顔に貼ったお客さんの写真がいっぱいある広告がありますよね。
「企画は出版社の方と、代理店の方も含めて3社でいいものを作ろうとした結晶ですね。みんなでフジロックの「楽しさ」「連帯感」「開放感」っていうものを広告を通じて伝えたいと考えた末、あの形になりました。実際ビジュアル作成に協力頂くお客さんの選定は、やはり会場で生き生きとされている方にお声がけさせて頂く事が多いですね」
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Intro/Part1/2 reported by ORG-nob (July 24, 2002)
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