
Around the Fest.2〜Part1〜
あと数週間でついにオゾマトリが日本の2つのライブハウスを襲撃しにやってくる。オゾマトリといえば様々な人種のメンバーが集った、ラテンロック、ラップ、ダンスミュージックを融合したつわもの軍団だ。
延々と続くかのようなエネルギーとハイパーテンションのライブ・パフォーマンスで、オゾマトリは「絶対に見逃してはいけないライブバンド」の称号を世界中で手に入れた。彼らはステージ上であろうとどこであろうとホーンを吹いてドラムを叩き、甲高く声を張り上げる。そして見ている誰もがそのテンション(輪)の中に入らずにはいられなくなってしまうのだ。オゾマトリの知名度を日本でここまで広めるきっかけとなったのは、もちろん、あの2000年のフジロックでの最後を飾ったあのパフォーマンスだろう。
去年の朝霧Jamでのパフォーマンスで、オゾマトリは日本の音楽シーンからより一層のスポットライトを当てられることとなった。今回はテナー・サックスのベラにその日本に来ていた時の話を聞いてみた。
「僕達が始めて日本で過ごした時間(2000年フジロック)は僕達にとって特別なものだったんだ。最初は初めての日本でどうなるかなんて想像もできなかったよ。でもあの時の観客は本当に凄まじかった」
フェスティバルがすばらしく運営されている事を実感したのと同時に、ベラは日本のみんなのライブに対する姿勢や雰囲気の素晴らしさにも感動したという。
「初日がとても泥だらけだったのはよく覚えているよ。それと日本のみんなの僕達の演奏への評価の高さも本当によく伝わってきたね」
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Intro/Part1/2
Reported by ORG-jason, translated by ORG-yohei (Feb 27, 2002)
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