有楽町募金イベントレポ！募金以外に私たちができること

ロッカーズの皆さん、こんにちは。

　先日ORG-satoriの取材でここで告知したとおり、11/25（木）正午から、有楽町マリオン自由通路で、湯沢町に縁のある方々による募金イベントが行われました。

　当日は、湯沢町の町長さんや旅館の女将さんたち、そしてFujirockers.org にも何度か登場してくださっている苗場観光協会のお三方のお顔も！

　まず最初に町長の挨拶から始まり、かけつけた著名人（櫻井よしこさん、青島健太さん、大桃 美代子さん）や女将さんたちの挨拶を交えながら、募金の呼びかけが行われました。

　なんとこの募金イベント、募金をしてくれた先着50名様に新潟の地酒とお米1Kgを差し上げるという太っ腹企画だったので、最初は募金をしてくださる方の列ができるほどでした。でも、そのささやかなプレゼントが品切れしてしまってからは、募金してくださる方も途切れ途切れに・・・。

「湯沢町」という実質被害が軽かった地域に関しては、やはりあまり人々の関心もいかないのかもしれないと、感じました。

　実を言うと、私も「『観光誘致』よりも、まずは被災された方への支援が先じゃないのかしら？」という気持ちもどこかにありました。でも、湯沢の人々の話を直にきいて少し考えが広がったのです。

　湯沢の人たちのお話しによると、湯沢町自体は実質的な被害こそ軽いものでしたが、お客様の激減や宿泊予約の取り消し続出など、地震による二次的被害については深刻な事態となっていて、それはどういうことかというと、『新潟県最大の観光地のお客様が激減→関係するところで働く人々は労働の場を失う→業務の発注も得られず、取引のある会社にも被害が！→被災者にとって今後一番大切な、経済復興、生活再建への道が困難を増す→住むところを失った上に職も失う？！』なんてことにもなりかねないのです。

「フジロッカーズとして、何かできないか。」
みなさんの声は、BBSを通じて届いています。

では、何をするか。
●募金もひとつの方法。
●1月に開催される、中越地震ミュージック・ベネフィット「HEAL NIIGATA」に行くのもひとつの方法。
●そして、スキーやスノーボード、温泉旅行などの計画があるなら、新潟をその行き先に選ぶのもひとつの方法。
●どれもなかなか難しいなら、お酒やお米などを買うときに、新潟県産のものを選ぶのもひとつの方法です。それだけで、新潟県への経済効果があがって、微々たるものかもしれないけれど、被災された方々に協力できる可能性があがります。

私たちの力で、なにかできることがあるなら、それぞれのできる範囲でできることから始めてみませんか。
そして、来年また笑顔で会おうぜ！苗場でさ！