苗場的！木道野営生活！！

　残念ながら雨が降ってしまった日曜午後、苗場旅館組合の佐藤さん、坂本さんにお話を伺ってきました。


―現在ホワイトからグリーン方面に続くボードウォークはいつ頃完成するのでしょうか？？

「ボードウォークは完成するということがなく、果てしなく続くのです。私たちにとってボードウォークはフジロックのためだけにあるのではなく「自然保護と福祉」のためにあり、グリーンがゴールというわけではなく、山全体に繋げていきたいのです。そしてボードウォークは前進するだけでなく後退もするのです。昨年作ったボードウォークにニスを塗って少しでも長く使えるようにしていますが、何年かたったら土台も腐ってくるので、その修復作業が必要になります」


―苗場では冬に何メートルも雪が積もるそうですが、ボードーウォークは無事でしたか？？

「今年は何回か雪を下ろしに来ました。昨年の冬は雪のせいでボードウォークが壊れてしまった箇所があったんです」


―ボードウォークを作って一番良かったことはなんですか？

「車椅子の人たちに会えたことです。彼らは私たちよりずっとたくましいんです。6月の始めにも車椅子の団体さんが来るのですが、ボードウォークを作った事によっていろんな人が苗場を訪れるようになりました。ボードウォークの目的のひとつが"福祉"なのですが、車椅子の方々が思う存分に森林浴ができる環境を作りたかったんですよ。ボードウォークのド真ん中に木が何本か立っているのも、切ってしまう木を最小限にするためだけではなく、誰でも直接木に触れることができるようにしたかったのです」


　ボードウォークに参加したことによって苗場の良さがさらに実感でき、ボードウォークを違った視点で見ることができました。そしてさらにさらにこの地を愛しく思えるようになりました！！来月もボードウォークキャンプ参加したいです！！