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ポカスカジャンインタビュー!
●まずは、フジロックに出てみて印象はいかがでしたか?
大久保乃武夫「今まで(フジロックには)遊びに行ったこともなかったんですよ、じつは。夏は僕らも忙しくて、見に行くこともなかなかできずに。でもまさか、遊びに行くより先に出演することになるとは思わなかった
玉井伸也「3人で話してたのは、多分バンドをそのままやってたら、見に行ってただろうな、っていう」
大久保「ポカスカジャン、元々は3人バラバラのアマチュアバンドのボーカリストなんで。だから、そのまま3人バンドをやってたら、フジロックには憧れてただろうけど、出れるところまではいってなかっただろうなっていう。バンドマンやってたら、おっJETだよ、とか言いながらふつうに見に行ってたと思うんですよね。そういう意味では、ヒョンなことからこのお笑いのバンドを始めたことがよかったなって。やってなきゃ出れてないもん」
大久保「でも、やっぱり、フジロック出たってことをあちこちで言われますよ。で、ひょんなところで言われると、あっこの人ロック好きなんだ、ってそこでまた人の輪が広がってったりしてね」
玉井「あと、ロックが進化したな、ってのを感じましたね。僕ら年代が35とか6くらいなんですけど、ファッションにしても僕らの頃って、擦り切れたジーパンにブーツ、みたいなイメージってあるじゃないですか。それが、場所のせいもあるのかもしれないけど、普通にハイキングシューズはいて、普通のパンツはいて、それでもちゃんとロック楽しんでるっていう。格好からして違いますもんね、完全に」
大久保「昔は、ロック好きって見ただけでわかったじゃないですか。オレらの頃はスライダースみたいな格好とか。でも今は、形じゃなくて観念的にロックを捉えている、っていうか。だから俺らのことも「ポカスカジャンはロック」って捉えてくれたのかな、って。上質なロック好きが集まってますよね、フジロック。来ているアーティストなんかもそうじゃないですか。わかりやすい人ばかりじゃない。海外の人も多いし」
●今はお笑いながらも元々はロック好きで、フジロックにも興味があってチェックはしていた、と。お笑いとしては初の出演でしたが、会場やお客さんの雰囲気はいかがでした?
大久保「2日目の夜会場に着いて、(テントサイトに)テント張ってるの見て、すげーなって。やっぱり来ている人たちはみんなロック好きってのはわかってるから、話は早いっていうか。お前もオレもロック好きだろ、って。ポカスカジャンってのはお笑いのバンドですけど、元々はロック好きだから、そういう意味ではおんなじ気持ち。お客さんによっては、お前らお笑いだろ、ってのもあったかもしれないけど、最初に着いてちょっと会場歩いてみようぜ、なんていってた時から、おっポカスカジャンじゃん、なんてロックファンに言ってもらえて。まぁ、ほとんど男ですけど(笑)。だから、結構ロックファンは好意的に見てくれてるのかな、なんて思えて嬉しかったですね。
大久保「独特な雰囲気がありましたね。ゴミ散らかしてるヤツとかいないじゃないですか、フジロックというものをちゃんと成功させようと思っているお客さんだから」
中山省吾「それは、見る側もおんなじ心構えなんだなって、感動的ですよね」
大久保「長年やってきて、毎年フジロックというものを楽しみにしている人がいる、ちゃんとしたイベントなんだなって。もう、ちっちゃな東京のライブハウスなんかでも5、60人くらいしか客いないのに、酔っ払ってベロンベロンでロックだぜ、みたいな客もいるのに、あんな何万人もいるイベントでそういう人を見なかったっていうのがすごいですよね」
玉井「逆に、ちょっと落ちてるゴミを拾ってる人が目に付いたんですよ。故意的に捨てなくても風で飛んだものとかってあるじゃないですか。それをちゃんと拾ってるのを見ると、あーおれもちゃんとしなきゃって、ゴミ探したりしましたけどね(笑)」
●会場の雰囲気なんかも、落ち着いて楽しめたようですね。
大久保「まあ、一通りいろんなステージも見たんですけど、僕ら的にはやっぱりアバロンが懐かしい、っていうか。他のステージ見てても、やっぱりアバロン行こうぜ、みたいなね。アバロン行って、飲むか、みたいな。落ち着きますね」
玉井「オレたちのフィールド、みたいなね」
大久保「やるもいいし、見るもいいし、飲むもいいし、食うもいいし、っていう。俺らには向いてるね」
●入場規制掛かったくらいですもんね。
大久保「ありがたいっすね。で、一番嬉しかったのは、僕らの前のバンドさんのときとか、そこまで入ってはいなかったんですよ。せっかくフジロック出れるのに、これじゃあちょっと寂しいなぁ、なんて思ってたら、リハーサル始めた頃から人も集まってきてくれて。あれは本当に嬉しかったですよね」
中山「後から、そのお客さんの写真とか見せてもらって、みんないい顔してんなぁ、って。これが嬉しかったですよね。ステージやりながらでも見れるのは見れるんですけど、後から写真を見て、会場に集まったみんなが笑顔だったってのが嬉しかった。よかったなぁ、ホントにこのステージは」
その1 | その2 | その3
interview by ORG-imakaz, and photos by ORG-maikokko. They may not be reproduced in any form whatsoever.
(September 29, 2004)
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