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ポカスカジャンインタビュー!(September 29, 2004)
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今年のFUJI ROCKはどうだった? そして朝霧は?日高大将インタビュー!(September 19, 2004)
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ドラゴンドラ上の管理人・安藤"ANDY"広一氏:『ANDYのおはなし』(July 17, 2004)
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ライジングサン山本プロデューサーに訊く 〜フジロック編〜(June 22, 2004)
ズートンズにインタビュー!(June 20, 2004)
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ドラゴンドラ上の管理人・安藤"ANDY"広一氏:『ANDYのおはなし』
■その他にも様々なイベントがあるそうですね。
「50人vs50人で花いちもんめやってみようか、とか、かごめかごめや大縄跳びをやってみようか、とか。スキンヘッドにタトゥーみたいな若者が『うわぁー、出来たぁー!』なんて言ってるわけよ。音楽に関しては、去年からブライアンのチームがDJをやってる。場所は離れているから、その反対側で僕らが紙芝居をやっているんだけれど、そんなに気にならない。ライブは電気を使わない。マイクも無いし、チューニングも音叉でやってくれ、っていう感じだから。浜崎貴司君が"幸せであるように"を歌ってくれたり、つじあやのが”たんぽぽ”を歌ってくれたり。キセルも上がって来てくれたし。
今年は誰が来るか解んないんだけど、いろんなアーティストが来てくれるんじゃないかなぁ。僕らがやってることは、いかにみんなが面白がるか、ってところだから。それと、単純にね、ドラゴンドラっていう乗り物自体が面っ白い! 面白い! 山あり谷あり、途中、崖っぷちに鹿が立ってたりする。ジェットコースターがダメな人でもぎりぎり乗れる。俺がそうなんだけど。フジから帰って来た時にbbsを見るんだけど、『ドラゴンドラ楽しい!』っていうのがいっぱいあってね、最高だったよ」
■フジとの関わりはどういった所から生まれたのでしょう。
「最初は普通に遊びにいったの。天神山は行けなかったんだけど、豊洲は行って、見てた。そのうち俺が事務所を始めて、まだ結成してすぐのバックホーンが苗場に行ったばかりのフジの新人テントにでることになっちゃって。毎年出てんの、うちのアーティスト。だからそれからはフジに毎年行ってんですよ。まぁ、不思議だよね。たまたま昔から知っている人たちが始めたフェスティバルに興味があって遊びに行って、ちょっとしたら所属のアーティストが出るようになって、今じゃ紙芝居を読んでるっていう」
■所属アーティストの話が出ましたが、どういった感じで彼らを見ているんですか?
「乱暴な言い方かもしれないけど、ウクレレ一本のつじあやのも、キセルもロックだと思ってる。うちに所属してるアーティストはみんなロックだとどっかで思ってるの。こう、歌い始める衝動が感じとれた時にグッと来たり、ロックだな、って思える人じゃないと興味が湧かない。世の中に対して何が言いたいのかな、っていうものが見えた時に、一緒にやりたいなって感じになる。
僕らがやってるのは、レコード会社じゃなくて、事務所。アーティストが巣立って行く『巣』みたいなものなのね。発表する場を僕らが作って、そこから先はアーティストが自分で道を造って行く。一番大切な事はアーティストの健康管理だと思っているから。どんなにいい曲があっても、体を壊しちゃ意味が無いからね」
■音楽に関わるきっかけはやはりルースターズになるんですか?
「そう。ルースターズの楽器車を運転する人がいなかったのよ。花田(裕之)に頼まれて、関西のツアーからスタッフになった。で、レコーディングにも楽器を運ぶようになって、見てて『ふぅーん』って。キーボードを弾くようになったのは3rdの『インセイン』っていうのがあって、ベースの井上(富雄)が"CASE OF INSANITY"とかキーボード弾いてんだけど、ステージでも音があったほうがいいよね、ってなって、ステージには立たずに、脇でシンセサイザーを弾いたのが始まり。で、"ニュールンベルグでささやいて"の曲作りでスタジオへ行った時に、大江(慎也)に『2コーラス目はキーボードソロだから弾け』って言われて。『ど、どうやって弾けばいいの?』って聞いたら『勝手に考えれ』って考えてアレンジしたのが始めて。中学の時はブラスバンド部でオーボエ吹いてて、中学・高校にかけてはギターも弾いてた。いろんなことが役にたっとるんやろね」
■今年見たいアーティストは?
「もちろん、ルースターズ」
■最後に一言。
「フジロックって音楽のフェスだけど、それとは違った開放感みたいなのがあって、交遊関係が広がったりとかさ、新しい自分を発見したりね。そういうのができる環境になってきたのが嬉しいよ。下でもドキドキするけど、上でも違うワクワクがあって。本当は3日間じゃ終わらないんだよね。まぁ、前夜祭も含めた4日間も楽しいんだけど、フジをどうやって楽しもうか、って考えている時も楽しいんだよ。ライフワークみたいなものだね。
夏が来る=フジが来る、今日は7月1日でしょ、もう今月だもんね。楽しみだよ。心の中の占有率が毎年でかくなってきてる。SIRENT BREEZEをやるようになって、紙芝居をやるようになって、フジの一角を担うようになってきてるのは、不思議だし、面白いよね。一生懸命役に入って、紙芝居を演じますよ」
その1 | その2
interview by ORG-taiki and photos by ORG-KEN GO!
(July 17, 2004)
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