 |
FUJI ROCK FESTIVAL 新潟応援団代表の日高さんに「HEAL NIIGATA」について聞いて来ました!(December 9, 2004)
朝霧JAMの実行委員長の秋鹿さんインタビュー(December 4, 2004)
フジロックドキュメンタリー制作チームに突撃インタビュー(October 2, 2004)
ポカスカジャンインタビュー!(September 29, 2004)
フジはマジックプレイス!Jeevasがフェスについて語る(September 25, 2004)
今年のFUJI ROCKはどうだった? そして朝霧は?日高大将インタビュー!(September 19, 2004)
ROOKIE出身シリーズ最終章! サンボマスターの轟音がレッドの屋根を吹き飛ばす !!!(July 27, 2004)
ROOKIE出身アーティストインタビュー第二弾:ASIAN KUNG-FU GENERATION(July 26, 2004)
A SEED JAPAN、今年の挑戦は?(July 25, 2004)
電車派フジロッカーの強い味方、越後湯沢駅を取材しました!(July 18, 2004)
ドラゴンドラ上の管理人・安藤"ANDY"広一氏:『ANDYのおはなし』(July 17, 2004)
ROOKIE出身アーティストインタビュー第一弾:惑星(July 11, 2004)
ライジングサン山本プロデューサーに訊く 〜ライジング編〜(July 2, 2004)
ライジングサン山本プロデューサーに訊く 〜フジロック編〜(June 22, 2004)
ズートンズにインタビュー!(June 20, 2004)
「イギー・ポップに、俺は勝ツ!」エンケンこと遠藤賢司さんインタビュー!(May 20, 2004)
燃えろ岩盤イズム(May 19, 2004)
フジロック救護室のチーフ・ドクター千葉先生に診察を受ける!?(April 27, 2004)
Fuji Rockin' People vol.19 - ごみ箱に命を吹き込むA SEED JAPANの皆さん-(March 16, 2004)
岩盤閉店!?いやいや、リニューアルオープン!!岩盤の代表、豊間根さんに訊く(February 23, 2004)
[苗場特集]金六イレブン-師田富士男さん(February 20, 2004)
大将インタビュー MRO追加篇 & (ちょこっとだけ)フジロック篇(February 19, 2004)
Magic Rock Outプレパーティ-をオーガナイズするテリー照井さん(February 13, 2004)
i-orgのメルマガでお馴染みの、めるぱら代表 上原さん(February 8, 2004)
The 3Peaceとサルサガムテープのドラマー、梶原徹也さん(January 16, 2004)
渋さ知らズのマネージャ-、山田一郎さん(January 6, 2004)
|
|
|
フジロックドキュメンタリー制作チームに突撃インタビュー
『ドキュメンタリー制作』
インタビューに入る前の雑談中、わたしたちが作っている番組は"ドキュメンタリー"という名がついている限り、一年を通して関係者やお客さんの動向を記録するべきなのかなぁと感じることがあるとおっしゃっていました。何をもってドキュメンタリーというのかは分からないけど、当日だけであれだけ濃度の濃いイベントである。三日間を追うだけで、誰もが十分ドキュメントと感じると思うが、「まだまだ知ってもらいたいことが沢山あるんだ」という、制作サイドの情熱が伝わってくる一言だと思う。では、今年の番組はどのようにして仕上がっていったのだろうか。
●番組の尺が少しずつ変わっていると思うんですが、あれにはどういった意味が込められているんですか
高野 「今回は三日間通して2時間。長いときは各日2時間、合計6時間ってのも確かありましたね。理由はいろいろありますけど、見ている方はいっぱい素材があって、いろんな画が見れてオモシロいと思うんですが、長いと飽きちゃうんじゃないかというのもありますよね。作る方は手間と時間がかかるし。内容を吟味して毎回反省しながらやってます」
澤田 「初年度からずっと作ってきてるから実は毎回のように煮詰まって、視聴者は本当は何を見たいと思っているのか毎回みんなで話すし考えるし、ウチらとしては、もちろんライヴもあるけど、『こんなに楽しいフェスティバルなんだからみんなおいでよ!』っていうのをどれだけ見せられるかということを考えていて、だから、毎年やるならトライアルもいいんじゃないかと尺を変えたり、構成を変えたりはしています」
●それでは、今年の番組がどのようなものに仕上がったのか教えてください
高野 「今年、アーティストに関してはルースターズの存在が大きくて、焦点を当てた感じにはなっていると思います。毎年変わっていくラインナップにもいくつか要素があると思っていて、それを軸に切り口は考えています。あとは三日通し券の意見を聞いたり」
澤田 「今年は通し券のみになったことが一番大きいと思っていて、フェスティバルと名のつくものが乱立しているなか、なんでフジロックに行くのか、ラインナップも他とは違うフジロックならではの色が出たものだったし、どうしてなんだろうってところを伝えたかった」
村尾 「何をもってドキュメンタリーというのかは知らないけど、今回はドキュメンタリーをとっても仕方がないというか、あの場に居る人はどんな人かっていうのを出したかった。どんなことを考えているのか、どんなことで悩んでいるのかっていうのを見せたいと思っていて、そういう作りを目指した結果、そういう感じになりましたね」
●今年の見所と、新たにチャレンジしたことを教えてください
村尾 「お客さんがどう楽しんでいるのかをお客さんの口から言ってもらているんで、今まで行ったことがあるひとは共感できると思うんです。これから行きたいと思っているひとには行ってみたいと思えるものになったと思うし。挑戦は…そうだ、CG導入しました。ナレーションも入れました。あと、小さいことなんですけど、カメラの質をちょっと上げたというのもありますね。」
澤田 「キレイな絵が多いよね」
高野 「天気がね、ちょっと曇ってたから残念だったけど」
澤田 「取材に関しては、ダメだと思っていたルーリードが取れたり、あとルースターズも取れたし、今年はみなさん取材に協力的でした。土壇場まで"取れる取れない"があったのはコートニー・ラブ。ライヴで話題になったのは!!!(チック・チック・チック)ですね、うちのスタッフのなかでも評価高いです」
村尾 「番組的にはフランツを取り上げたかな、あとジャム系のベンハーパーとか、サーフィン系とかですか。日本人だと、麗蘭、清志朗さん、ケムリ、平成トリオ、あとモーサムも映像見たらかっこよかった。最後は渋さで終わってるんで渋さも見所だな。『玄界灘ぁ~、えいや~とっと、えいや~とっと』って踊っているところ。
ちょっと感動的な感じで。あと、パレスオブワンダー、ヘブン、ドラゴンドラは少しフィーチャしてるというか、そこがフジロックっぽいなぁって思ってミニコーナーみたいにして作りました」
高野 「あと、番組的には泣きそうな女の子かな、最後に出てくるんですけど」
その1 | その2 | その3
interview by ORG-toddy, and photos by ORG-izumikuma. They may not be reproduced in any form whatsoever.
|
|
|
|