記念すべきマジックロックアウトの一発目は急遽出演が決まったパーキンソンズ。昨日は大阪はファンタンゴという場所で大迫力のパンクパフォーマンスを繰り広げて連日となる彼ら。お客さんも正直まだテンションがあがってない印象を受けるなか、そんなことは彼らにはまったく関係ない。ギターの爆裂さ、ドラム＆ベースの迫力あるリズムと同様の｢パンクパフォーマンス｣を繰り広げてくれた。

彼らを見てて、｢パンクたるものは｣を体現してくれて、僕のパンクバンドへのイメージが覆された。迫力あるライブってなんなのか、情熱ってなんなのか。フォーマンスだけが浮き彫りになったりしない、パンクの熱の体現、それを彼らは表現してくれた。曲のリズムに合わせて彼らは激しく体を動かす。燃え上がる。パンクのリズムが体全体にあふれている。

ライブハウスでのパフォーマンスは、がんがんステージから降りてきてステージと客席の隔てりなんか完全に無かったそのパフォーマンス。今回は少し会場が広くなり、柵もしっかりと敷かれた状態だったので激しい動きは見れないかなぁと思っていたら、やっぱり最後の曲でスタンディングスペースに飛び込んできてくれました。

まだまだ会場の熱が盛り上がってないという状況で、最前に陣取っていたオーディエンスはもちろん、すこし後方で見ていた人からも、「やっぱかっこいいわ・・・」なんて感じで会話してるのが聞こえて、マジックロックの火付け役といえる、ロックに欠かせない熱を会場全体に彼らは伝えてくれた。やっぱライブっていい。