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限りなく自由なグラストンバリー・フェスティヴァル・レポー第1弾
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--Glastonbury 2002報告第1弾--
ORG-masterがグラストンバリーに向かったのは... 知っている人は知っていると思う。なにせ、82年から病気で入院した95年を除いて一度も欠かしたことがなくて、今年も写真家のミッチ池田(マニックスのオフィシャル写真家でもうすぐイギリスで写真集が出るとかでないとか...)とテント生活の4日間を過ごしてきた。

ライフワークとしてグラストを追いかけ続けることは当然として、今回の取材の第一目的は日本人アーティストとして初めてピラミッド・ステージ(13万人が見ることのできるグラスト最大のステージ)に出演することになった渋さ知らズをチェックすること。いやぁ、これがすごかった。最初、ポカァ〜んと口を開けて、「なんじゃ、この人たちはぁ?」と彼らを見ていたオーディエンスが徐々に動き出して、最後は嬉しそうな顔をして踊ってましたから。

特に素晴らしかったのは翌日のJazz World Stageでの渋さ。ぶっ飛びましたよ、これには。オーディエンスのこの顔を見てくれればわかると思うけど、最前列でおばあちゃんがニコニコしながら踊ってたり... 「これまでのグラストンバリーで最高だった」というおじさんもいたし、「最もグラストンバリー的なアクトだ」って人もいた。MCのおばさんなんて「99年から司会してるけど、こんなバンド見たことないわ!」っていってました。ちなみに、ステージ脇で彼らを見ていたオゾマトリの連中はよだれを出しそうなほど嬉しそうな顔をしてましたなぁ。
ということで、このあたりのレポートは今回スタッフとして一緒にグラストに向かったORG-nishiokaが写真を中心にしたものをよこしてくれるはずなので、それをチェックしてくださいな。ちなみに、彼は渋さの写真を撮影し続けていて、渋さのUK盤やプレスには彼の撮影した写真が使われています。
で、今回のレポートなんですが、このグラスト取材で一緒に会場に向かったORG-nishiokaの友人によるもの。原稿を書くことを条件に連れて行ったんですが、このレポートもフジ・ロックの参考にもなると思いますよ。防寒、雨具、食べ物、過ごし方... このあたりはフジ・ロックと変わりませんから。何度も繰り返しますが、過去3年の苗場で天気が良かったのは奇跡です。ひどい雨が降って当然と考えて万全の準備をしてください。そうでないと泣きを見ます。そんな状況で野宿をしたら、死にます。このあたりは、「体験者に聞け!」という新連載を読んだり、rockers' linkやrockin'rockers' linkをチェックしながら、情報を探してくださいね。
ということで、以下、chiakiのグラストンバリー・レポートです。
comment by ORG-master and photo by hanasan under kind permission (July 12, 2002)
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