Foo Fightersのライブが終わってからのMROは完全にモードチェンジ。これまでロックなライブ会場となっていた空間が一転、大きなクラブに変身して流れる音楽も違う。流れている空気も違う。これが同じ場所なのだろうか。同じMROのお客さんのはずなのに違って見える。至る所で思い思いの自分なりのダンスが始まる。 　青く染まった会場に響くのは、不規則に突き刺さってくる音の波。一聴したところでは単調なリズムの繰り返しにも聴こえるが、重低音がどっと押し寄せてきたり、引いていったり。それが心地よくなってくる。もう5時を迎えようとしているこのディープな時間帯に、聴覚と脳を思いっ切り刺激される。頭で難しいことを考える必要なんてない。 　どんなGoldieの最後を、そしてMROの最後を飾ってくれるのか楽しみだった。静かに終わるのか、それともどこまでも走っていくのか。答えは後者。 　昨日の7時からながら続けていた音楽が止まってしまった。とうとうMRO in kOBEも終了の時を迎えてしまった。ああ、終わってしまった。 *なお、GOLDIEの写真のウェッブでの使用は許可されませんでした。あしからず、ご了承ください。