スタッフルームで作業していたので、ちょっと出遅れてステージに向かっていたら、飲食のエリアはガラガラ。やっぱりみんな観たいバンドはこれなんだと。

　ステージのデイヴ・グロールはストレートなロック兄ちゃんという風情で途中でパワーステーションの「サム・ライク・イズ・ホット」の一節を歌ったり、ザ・フーの「マイ・ジェネレーション」の替え歌を歌ったりとエンターテナー振りもバッチリ。イントロからひと呼吸置いてから本編に入る"Monkey Wrench"とか、お客さんを煽って盛り上げるのも場数を踏んだ者の余裕が感じられた。

　ストレートなロックをストレートに演奏する、それだけで、こんなにも大勢の人を盛り上げてしまう彼らは凄い。本当、信頼されているバンドっていいよな。多分、第一回のマジック・ロック・アウトで語られる伝説になるんだろう・・・「演奏始めたらみんないなくなっちゃったよ」と。ちなみに、確か"Up in arms"を始める前に掲げられて、それ以降バスドラの前に置かれた言葉、それは「NO WAR」だった。

--- set list(昨日の分ですが・・・）---

1 All my life
2 Generator
3 My hero
4 Have it all
5 Learn to fry
6 Up in arms
7 Stacked actors
8 Times like these
9 The one
10 Low
11 Hey JP
12 Monkeywrench
13 Tired
14 Everlong
15 Breakout