InterviewセクションのFuji Rockin' Peopleで取り上げたこともあり、今回はfujirockers.orgへの2度目の登場となるのが国際青年環境NGOのA SEED JAPAN(以下、ASJ）。その羽仁さんと高森さんに、去年の反省と今年新たに取り組むことを語って頂いた。

　このような運動をしている人たちと話していると、その人の持つパワーを感じる。今年もいろいろなチャレンジをしていくという姿勢が伝わってきて、あえてASJの活動に対して懐疑的な質問をぶつけたりしたが、きちんと真正面から答えてくれた。

　基本的なことは、去年のインタビュにあるんで、今回はどちらかというと応用編。去年のものと合わせて読んで頂きたい。

【去年の反省点は？】

――去年の反省点がありましたら、お願いします。

羽仁「細かいことはいろいろあるけど、大きな枠では、すごく上手くいって、ボラン ティアの人数も土壇場になって増やしたりしたので、全体的に上手くいきました。夜 はナイトスタッフという、夜だけのオアシスエリアに特化したボランティアスタッフ がいるんですが、去年はあまりにもクラブテントが凄くてかなり夜にごみが出て、人 数的には足らなかった。かわいそうだったので、ナイトスタッフの人数を増やそうか と思うんですけど」

――去年はごみが多かったですね。

羽仁「確かに多かった。朝清掃というのをやっているんですが、初日に関しては前夜 祭会場のみなので、いつもより一時間遅らせて始めたら、全然終わらなくてかなり 困って、何でこんなにかかるの？っていうくらい時間がかかったのが、印象に残った りました。それだけ人 数が増えてごみが多かったからでしょうけど」

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