--Part1 -- The Parkinsons編--
カモーン!イエーイ!
直球パンクに理屈は無用。THE PARKINSONS
フジロックの興奮もさめやらぬ後夜祭。赤坂ブリッツはたくさんのお客さんでうめつくされています。フジであれだけ大騒ぎした後なのに、みんなすごい体力だよな〜。しかし、体力が余っているのは客だけではありませんでした。ポルトガルからやってきたわれらがTHE PARKINSONS。やんちゃっぷりはステージごとにヒートアップしている様子。
  
拍手の中登場したメンバーは全員浴衣(どうも苗プリの浴衣っぽい)+ハチマキ(日の丸を挟んで「一番」と書いてある)着用。1曲目はShe Prefers girls。初手からすごい盛り上がりです。エイトビートでドッタンドッタン。くるくる動きながらブンブンうなるベース。パンクの基本ですが、ついつい体が動いてしまいます。そしてパンクスのお約束、ギタリストのベクトールは欽ちゃんジャンプ!ボーカルのアルは今日もごきげんで、マイクのシールドをぐるぐると体にまきつけております。
浴衣着て大暴れするものだから、あっというまに全員上半身裸です。あ、ベースのペドロだけズボン履いてるじゃん。でも他のメンバーはトランクス一丁で走り回っています。ベクトールなんて、お尻が半分くらい見えてます。3曲目のBAD GIRLで早くもアルは客席にダイブ。カウントはもちろん、ワン・ツー・ワンツースリーフォー! パンクばんざい!
その後はシッチャカメッチャカでもう、何が何だか。アルが客席からひっぱりあげた男の子4人がステージで大暴れ。アル本人はスピーカーの上に立っただけでは足りなかったらしく、そのまま手すりをつたって2階席までよじ登り大フィーバー。ステージ上はぐちゃぐちゃで、スタッフが右往左往。それでも演奏はしっかりキープされているアタリ、さすがです。
前夜祭、本番、後夜祭と見たORGスタッフに言わせると、回を重ねるごとに脱ぎ率がアップし、客とのコミュニケートの密度が濃くなっているとか。次のライブはもっとやらかしてくれるに違いない。次回の来日も決定しているTHE PARKINSONS、要チェックですよ。
 
--- setlist ---
She prefers girls
Too many shut ups
Bad girl
Angel in the dark
Primitive
Streets of London
Nothing to lose
Pill
Enemy
Somers town
Scientists
おまけ
なんとなんと、ライブ終了後にはサイン会が催されました。もちろんORGスタッフもサイン+握手。フジ期間中もパティスミスなどに続いて目撃談が多かったTHE PARKINSONS。気さくなお兄ちゃん達に改めてありがとう!
Part2/3
report and photo by ORG-natsuki. The copyright of the photos belongs to Marimi "mari" Horimoto. (Aug1, 2002)
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