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ROOKIE出身アーティストインタビュー第一弾:惑星(July 11, 2004)
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ライジングサン山本プロデューサーに訊く 〜フジロック編〜(June 22, 2004)
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朝霧実行委員長 秋鹿さんインタビュー
【今回の朝霧JAMと今後】
「一昨年までは、せっかくチケットを買って頂いた参加者に十分楽しんでもらう。多少寝不足になるかも知れないけど朝までやるって、お客様本位の考え方で進めてきたと思うんだよね。だけども去年から地域の人たちの声を聞くってことで要望を聞く形で深夜の演奏はやらないと。このことは正直言ってSMASHは心配だったと思うね。お客さん来ないじゃないかなとか、魅力は半減するじゃないかとか思ったと思うんだけど。去年あたりの状況を見るとそれでも充分休めるし、結果的にはかえって良かったのかな。
1〜3回の積み重ねの中で、その延長線上にだんだん理想を求めていくことであって、いきなり突拍子のないことは出来るわけないよね。自然の中に溶け込むってことと、みんなで手作りの音楽フェスティバルにするってことは変ってはならないことだと思ってるさ。それをさらにまた発展させるってことでいいのではないかなと思う。
私が目指しているのは朝霧高原を音楽のメッカにしたいということだから、一流の人たちが来るような機会を作っていく、そのきっかけになっているのが朝霧JAMで、ゆくゆくは第二、第三のJAMを作っていくということだよね。今は周りの環境も整いつつあるということなんだよね。ただし、調子に乗っちゃいけないわけで、あそこの地域が酪農地帯であって、牛を飼って生活しているのは事実なわけで、そのことに配慮というものを欠いて、驕りが出るようなことになったらこれはダメなんで、そういうためには細心の注意を払うってことだよね。朝霧JAMが始るときにJAMS’のメンバーが500軒くらい一軒一軒訪問して、あいさつしながら招待状を渡してくるわけさ。そういうことの積み重ねがだんだん、お年寄りの中では『あんなうるせー音楽は音楽じゃねぇや』っていう人がいるかも知れないけど、それはそれとして若者たちがこれだけ愛しているんだから、素晴らしいんだなって考えてもらうように切り替えてもらうしかないと思う。
やっぱり1泊2日じゃなくて、2泊3日くらいのイベントにやっぱり仕上げたいな。それは日高さんが最終的に判断することだけども、出来たらそういうように持っていきたいってことだよね。あんまりせかせかしないで、ゆっくり楽しむという方向に行くじゃないかと思うんだよね。私も将来2泊3日にしてゆっくり楽しむってことで、全部音楽だけじゃなくて、体験学習みたいなことを盛り込んで、牛を連れてきたり、あそこの場じゃなきゃ出来ないことを考えてもいいんじゃないかな。そうすると本当の意味でのフェスティバルになっていくと。家族で来てもらうような雰囲気のフェスティバルにしていきたいんだよね。それが朝霧と富士山に合っているのではないかと」
——最後に朝霧に来る人にメッセージをお願いします。
「一番のポイントは自然なんだよね。雨が降れば降ったでいい面もあるかもしれない。朝霧高原は自然の摂理のままに人々がそれに入っていく。どういう状態になっても楽しんでもらいたい。ありのままの姿で楽しむっていう、そういう気持ちで来てもらえば何が起きても楽しいんじゃないかと」
【おまけ:秋鹿さんと音楽】
——普段はどんな音楽を聞きますか?
「音楽そのものは好きだし、歌も歌うし、和太鼓を叩いたりは好きなんです。いま私が一番やっていることは、童謡や、小学唱歌とかを奨励している。最近の子供たちが歌わなくなったので、こういうロックは関係していなかったけど、みんなと一緒になって踊っている。体を動かすことは健康にいいよね」
——でも、来るアーティストの中には「何じゃコリャ?これは音楽なのか?」って思うのもあるんじゃないですか?
「今はね、何をやっても本物じゃなきゃダメってことさ。一見おかしく見えても、歌手なりアーティストがそういうもので、一線で活躍しているってことは、何かそこに魅力があるからで、一流じゃなきゃ育たないと思う」
その1 | その2 | その3
interview by ORG-nob, and photos by ORG-hanasan. They may not be reproduced in any form whatsoever.
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