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A SEED JAPAN、今年の挑戦は?(July 25, 2004)
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ライジングサン山本プロデューサーに訊く 〜フジロック編〜(June 22, 2004)
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大将インタビュー MRO追加篇 & (ちょこっとだけ)フジロック篇(February 19, 2004)
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A SEED JAPAN、今年の挑戦は?
【ライジングサンも楽しみ】
羽「ライジングサンは面白いことが2つあって、フジロックは6分別なんですけど、ライジングはなんと13分別。僕もそれ無理じゃないの?って主催者に言っちゃったくらいなんですけど。去年も8分別だったんですよ。今年は『紙類』っていうのをやります。新聞社が協賛についていて会場で新聞を配っているんで。それと、フライヤーと、段ボールと紙コップの3種類をリサイクルできるから、分けようかなと。それと『プラスチック』としてポテトチップの袋とかを分けたい。ちょっと心配なんですけど『分別が日本一多いロックフェスにするんだ』って主催者は気合い入ってましたよ。
あと僕らで一番大きいのは、テントを作って、環境×音楽みたいな感じで、環境トークみたいなのをアーティストを入れてやろうと。1セッション30〜40分でアーティスト、司会、自然エネルギーに詳しいNGOの人で1日10〜15分くらいやって、今後3年くらいかけて定着させていきたいと思っています」
——今年はいろんな挑戦がありますね
羽「サマソニのリユースカップが一番お金がかかっていますね。それとライジングのトーク・イベントかなぁ。フジロックはあんまりお金をかけてするっていうよりは、3日目にボランティアつけないとか、お客さんの意識が一番進んでいるので、その意識に訴えかけるみたいな感じで、機材とかインフラとかでなく、お客さんの意識層自体を上げてくようなことをフジではやりたいし、やれるイベントだと思うんですよ。
それと、フェスには関係ないんですけど、日常にも目を向けて、ライヴ・エコ・プロジェクトと呼んでる、ライヴハウスを変えようと企画を立ち上げています。ライヴハウスはキャパは小さいですけど、毎日紙コップが出るわけですよ。これを止められないかなって話で、オリジナルデザインのリユースカップを作れるようになって、全国1000ヶ所ぐらいあるライヴハウスを今年の9月から3年くらいかけて変えていこうと」
【NGOヴィレッジについて】
——NGOヴィレッジの全体的なテーマは?
羽「去年まではACT FOR PEACEだったんですけど、ROCK YOUR ECO MINDだったと思うな」
——出展者の基準は?
羽「基準はお客さんにとって分かりやすくて、身近な問題が大前提ですね。あとは大手じゃないところ。大きくなくても、なるべく地に足がついて、格好悪くても手作りで一生懸命やっているところ。大手で金を持っていてというところはフジロックでやる必要がないっていうのが日高さんの考え方で、地道に頑張っているところを支援したい。あとはなるべく環境系の活動をちょっと入れよう、みたいにしてますけど。今年はイラクのことがあったんで、なるべく平和系は入れたかったんですが、みんな忙しいらしくて出れなくて。アフリカはぜひ入ってほしいと思っていたので、アフリカ評議会に出てもらいました。今年13団体出るんですけど、25件応募がありました。やっとたくさんの応募があって、ちょっと嬉しい」
——NGOヴィレッジは各団体の主張に賛同しているのですか?それとも、紹介っていうスタンスですか?
羽「僕が主張に賛同しているかどうかはあんまり関係ない。ただ、みんなで話し合って、面白い発想で展開しているところ。例えば、エイズ系は2ヶ所応募があって、だけと、モラルドーナツの方がぶっ飛んでいる感じだったんで、それにしたって感じですね。野生生物系は3団体応募があったんですけど、そのうちひとつは、いつも出ている団体で、もうひとつは硬すぎたんで、新しい団体に出てもらいました。そんな感じで選んでます。僕らNGOヴィレッジの幹事会で話し合って、日高さんや石飛さんに承諾をもらうって感じです。日高さんにしても紹介っていう感じで、賛同しているから出すというのではないですね」
——今年は、イラクの事件もあって特にボランティアとかNGOに対する議論がorgのBBSでもありました
羽「ボランティアは、見ている方が『良いことをやっている』と勝手に思っているだけで、、俺自身は良いことをやっているんじゃなく、単にフジロックを面白くしたい、参加型の社会を作りたい、クリーンならば、なおいいなあぐらいの話しで、基本的に好きで始めて、好きでやっている。人のためにやっているつもりはなくて、自分のために、自分の意志でやっています」
——いきなり「ボランティアは偽善」とか決めつける人も、もっと羽仁さんと話し合えばいいんですけどね。
羽「話すのはウェルカムですけどね。一度ボランティアをやってみれば?偽善かどうかやってみなよ自分で、って思いますよ。最近は『対立から対話へ』って、特に環境NGOは変わってきていて、前はあんなに喧嘩していたのに、グリーンピースと東京電力が組んでシンポジウムやっているし、家電会社と組んでノンフロンの冷蔵庫を一緒に作ったりしている。対話をしていって変わっていければいいんじゃないかなぁ」
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interview by ORG-nob and photos by ORG-keco
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