そしておまたせ、THE PARKINSONS。 　ツアー初日だというのに、一曲目からぶっちぎりの楽しさ。もともと安定感のあるバンドだと思うのだけど（あれだけムチャクチャやってるのに、曲もちゃんとしているっていうのはすごいことだよ）、新メンバーニックの加入でさらにどっしり感が増した印象。アルとヴィクトールは客席、スピーカーの上、天井の梁、などあらゆるところで相変わらず大暴れ。THE PARKINSONSに再会できてうれしい！という客席の気持ちと、日本にまた来られてうれしい！というメンバーの気持ち。これがピンポンのようにやりとりされて、どんどん膨らんでいくよう。

そう、THE PARKINSONSの音楽は、聞くものというより参加するもの。初体験の人も2回目以降の人も、みんなをHappyにさせてくれる不思議な力があるバンドなのだ。 　ちなみに、都内から来たという2人組の女の子（しかも15歳）があげてくれたアルの魅力は「おちゃめな所」そしてヴィクトールの魅力は「まゆげと目元とギャランドゥ!」。ふたりからのメッセージは「愛してます（ハート）暴れてるからケガしないか心配です」。どう？愛があると思いません？ 　みんなが大好きTHE PARKINSONS。こんなにも愛されているTHE PARKINSONS。その魅力をぜひ体験してみてね！