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Fuji Rockin' People Vol.7、Smash Barの中心人物、大阪BIG CAKEのわたるさん登場です。(Dec 5, 2001)
Fuji Rockin' People Vol.6、今回は裏方さんご登場。制作会社ティームの寺田さんにいろいろな裏話を伺っています。(Dec 2, 2001)
Fuji Rockin' People Vol.5、日高大将登場。朝霧からフジ・ロックことなど、語ってもらっています。(Oct 2, 2001)
Fuji Rock Festival写真集発表されました。(Oct 1, 2001)
fujirockers say "WAR IS NOT THE ANSWER!"(Sept 24, 2001)
フジロック'01後夜祭 in OSAKAは10/2です!(Sept 21, 2001)
フジロック・オフ会レポート第2弾!(大阪編到着)(Sept 15, 2001)
Fuji Rockin' People Vol.4、岩盤、豊間根氏の巻(Sept 9, 2001)
FUJI ROCK FESTIVAL '01後昼祭のおしらせ!(Sept 3, 2001)
From Taisho更新。韓国のバンド、NO BRAINとのメールを公開。(Aug 14, 2001)
「Making the Fuji Rock Festival '01」放送!(Aug 10, 2001)
フジ・ロック写真集緊急発売決定!!(Aug 9, 2001)
Virgin新宿店で「FRF'01 memorial smart」を見てプレゼントをゲットだぁ!(Aug 7, 2001)
NO BrainのパフォーマンスとTogether BBSに関して(Aug 4, 2001)
アーティストがプレゼント用smartにサイン中の独占写真を入手!(Aug 3, 2001)
Fuji Rock Express '01(7/26,27,28,29)(July, 2001)
スポンサーの皆さん、ありがとう!(July 27, 2001)
From Taisho更新(July 26, 2001)
会場レポート第4弾(July 26, 2001)
会場レポート第3弾(July 26, 2001)
会場レポート第2弾(July 25, 2001)
Fuji Rockin' People Vol.4、金沢龍太氏(苗場旅館組合組合長)の巻(July 25, 2001)
会場レポート第1弾(July 25, 2001)
Fuji Rockin' People Vol.3、松村雄策氏の巻(July 25, 2001)
天気良好、されど...(July 25, 2001)
e+で当日現地引換えの駐車券付き入場券を購入した人へ急告!(July 23, 2001)
InterFMがフジ・ロックを全面バックアップ!(July 21, 2001)
苗場にRISING SUN ROCK FES TENT誕生(July 20, 2001)
私もFRFに連れてって!(July 20, 2001)
フジロック'01 オフィシャル・プレゼント第2弾(July 20, 2001)
フジロックでオリエンテーリング!?(July 19, 2001)
Fuji Rockin' People Vol.2、羽仁カンタ氏(A SEED JAPAN)の巻(July 17, 2001)
前夜祭のアマチュアバンド決定(July 16, 2001)
NGO Villageに遊びにおいで!(July 13, 2001)
From Taisho更新(July 11, 2001)
MTV特番「MTV FUJI ROCK FESTIVAL '01 WEEK」のお知らせ(July 10, 2001)
29日ホワイトにOrbital決定!Autechreはキャンセル!(July 10, 2001)
苗場下見第2弾&苗場キャンプレポート!(July 9, 2001)
待ち合わせにfujirockers net cafe!(July 6, 2001)
ちょっと小耳に入ってきたHorros&SFUニュース(July 5, 2001)
直前に苗場で天の川を見ようぜ!〜馬鹿大将とのキャンプのお知らせ(July 4, 2001)
フリーマーケットやりません?(July 4, 2001)
フジロック前夜祭 in Tokyoレポート!(July 3, 2001)
彷徨えるパフォーマー大集合(July 2, 2001)
フジロック・オフ会レポート第1弾(July 1, 2001)
フジロックNGO village・オフィシャルグッズ第1弾!!(June 30, 2001)
A SEED JAPANのボランティア募集終了のおしらせ(June 27, 2001)
フジロック初心者による苗場下見レポート!(June 26, 2001)
追加アーティスト&タイムテーブル発表間近!(June 25, 2001)
FRF'01 Official Present第1弾〜アーチストのサイン入り"smart"(車)が当たる!!(June 22, 2001)
原稿ちょうだい!(June 20, 2001)
お役立ち温泉&お風呂情報!?(June 17, 2001)
Fuji Rockin' People Vol.1、奥野竜太郎氏の巻(June 16, 2001)
From Taisho更新(June 15, 2001)
Let's Rock The Earth!(June 6, 2001)
会場内設備について近況報告(June 6, 2001)
FUJI ROCK FESTIVAL '01 前夜祭出演バンド募集!(June 5, 2001)
フジロック前夜祭 in TOKYOだ!(May 31, 2001)
ちょいと遅れたすっぱ抜き... 再び...(May 30, 2001)
これがサーカス・オヴ・ホラーズ!(May 29, 2001)
重要なお知らせです!(May 17, 2001)
MTV フジロック特番のおしらせ(May 17, 2001)
追加発表の模様!(May 15, 2001)
久々のすっぱ抜きだぁ!!(April 25, 2001)
桜も散った!! 新入学おめでとう情報だ!!(April 15, 2001)
大将直撃取材でタレコミ情報だぁ!(April 4, 2001)
MUSEキャンセルの模様(April 1, 2001)
リニューアル関連のご挨拶など(March 30, 2001)
長いぞ、camelからの会場案内だ!(March 30, 2001)
あと4ヶ月だ!「From Taisho」更新(March 30, 2001)
4/1午前11時より岩盤にて特典付きでチケット先行予約販売スタート!(March 29, 2001)
お待たせ!リニューアルは3/30。(March 28, 2001)
岩盤ロックセミナー報告!(March 26, 2001)
Neil Young Crazy Horse決定だぁ!(March 25, 2001)
3/27に出演者の追加発表があります。(March 23, 2001)
先行予約とリニューアルの遅れについて(March 21, 2001)
公式発表の内容だよ!(March 16, 2001)
出演者情報すっぱ抜き第二弾!(March 12, 2001)
残念なニュース&リニューアルに関して(March 8, 2001)
Fuji Rock Festival '01の出演者情報すっぱ抜き第一弾!(Feb 27, 2001)
大将のインタヴュー、後半がアップされてます。なぜフェスティヴァルなのか... rockersは要チェックです。(Feb 26, 2001)
Almost ready to Rock!(これからの予定)(Feb 26, 2001)
大将のインタヴューがチェックできます。(Feb 9, 2001)
明けましておめでとうございます!(Jan 1, 2001)
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Fuji Rockin' People Vol.1 --奥野竜太郎氏--
---Fuji Rock Festivalにはいろんな分野から数多くの人たちが関わり合っています。というので、そんな人たちを紹介しようと思ってこのシリーズを始めました。誰が最初に登場するとか、そういったものは無関係です。ランダムに様々な人たちにインタヴューをして、どんどんアップしていく予定です。---- by ORG-master
奥野竜太郎(ニックネームは小龍〈Xiao Long、しゃおろん〉)さんは去年のフジロックのワールドレストランにも出店した「小龍茶館(しゃおろんちゃかん)」の責任者であり、去年のフジロックのレッド・マーキーのオープニングを飾った「中国のレイジ・アゲンスト・ザ・マシーン」THIN MAN(痩人)の招聘に尽力した人である。今年も「小龍茶館」はフジロックに出店するので、話を渋谷のパルコパート1にある店まで聞きに行った。フジロックでこの店の味に触れた人は是非、渋谷のこの店や恵比寿の「ごはんカフェ」まで足を運んで頂きたい。
インタビューの内容はフジに出店するお店や中国のロック事情についてで、特に中国のロック事情が興味深かった。奥野さん自身がSmashing magに「中国ロック小史」("Features"をチェックしてください)と題して執筆しているので、それも合わせて読んでいただきたい。
【フジロックに参加するきっかけ】
――まずは、フジロックに参加するきっかけなんですが。
「会社の上司の友人にワールドレストランを統括するソロモンさんがいて、99年のフジロックはソロモンさんに「観てみない?」と言われて、行かせてもっらったんです。そして99年のフジロックの後にこのレストランを始めました。去年のフジロックではソロモンさんから店として参加しないかと言われたんで店を出すことが出来ました。それと去年は中国のバンド、THIN MANの日本でのマネージャーをやっているんで彼らの方も見てました。」
【フジでのエピソード】
――フジロックに出した店のエピソードを教えて下さい。
「食材が足りなくなって2日目の夜中に車で東京に戻って取りに行ったりしました。あと、水場が遠かったのも大変でしたね。それと人手不足。いろいろ複雑なこともやったんで、みんなをコキ使いましたね(笑)。みんなに遊ぶ時間をあげたいと思ったんですが、それもできなかった。レストランはグリーンステージの近くにあるんで大物バンドが演奏しているときは暇なんですが、終わるとドバッと来るんで店の人にはバンドを見に行ってもいいから、早く戻ってこいと言ってました。いろいろ忙しくて去年はTHIN MAN以外にはフー・ファイターズ、ソニック・ユース、ソウルフラワー・ユニオンしか観れなかったです。」
――今年はどのようにしますか?
「今年は人数増やしてやるんで、みんな楽しく、ハッピーに出来ればいいですね。メニューはもう決まっていて、・ジャジャ麺・・・肉みそ炒めをかけた麺・ちまき・チャーシュー饅頭・パールミルクティー・・・タピオカ入り... これは、こちらの店でも出しているメニューです。こちら(東京)である程度作って持っていきます。インスタントみたいのはやりません。あと、夜寒かったら温かい中国茶を2〜3種出そうかと思っています。茶葉から入れた台湾系のお茶ですね。」
――バンドで観たいものは?
「バンドは中国のバンドを呼んで欲しいですね。あと個人的に観たいのは、KEMURI、3ピース、?????で、?????(ごめんなさい、まだ公開できない名前です)はフジ前に北京でライヴをやってから来るんですよ。」
【北京ライヴ事情】
――奥野さんといえば、中国ロックとの関わりですが現状は?
「98年頃からロックが解禁されてきました。それまでは「精神汚染音楽」として表で活動できませんでした。今では北京でも3つか4つくらいライヴハウスみたいなものがあります。キャパは100人以下ですね。日本でイメージするライヴハウスというよりはステージ付きのバーやレストランですね。」
――情報はどのように伝わるんですか?
「北京にはロックシーンがあってラジオや英字紙で情報を得ることが出来ます。あとはもちろん口コミです。よく留学生を集めたパーティが行なわれて留学生が集まれば外国人も集まるし中国人の進んだ人も来るっていう感じですね。何万人も集めるような大きなライヴは日本では知られていないような地方都市の体育館とかで行なわれることがありますね。」
――音楽的な傾向は?
「音楽的にはハードロック、ヘビーメタルが多いですが、スカコアやテクノや民族色の強いロックをやる連中もいます。バンドにDJ入ったのもいますが、まだちょっと質は低いかな(笑)。」
――ダンス系とかは?
「北京にオレンジというクラブがあってケン・イシイや石野卓球やヨーロッパの有名DJが回しに来ます。そういうクラブは上海とかにもありますね。クラブはディスコの延長で社交場として政府も認められています。それに対してロックは反抗的なイメージがあって、パンクのライヴではケンカが起こるし麻薬に結びついたイメージがあって政府はシビアですね。実際はクラブやディスコとロックの差は大してないと思うんですけどね。」
【中国音楽の現在】
――CDなどの流通は、どのような感じでしょう?
「CDも出回っていますが、まだまだカセットが中心です。CDが1000円を超えますがカセットは150円くらいで手に入りますから。海賊盤がすぐ出回るのが問題ですね。海外のロックも留学生が持ち込んだりで手に入ります。かなりマニアックなものを聴き込んでいる人もいますよ。あと、MTVみたいのもありますし、ウッドストックやフジロックの存在はビデオで観ていて、ロックをやる連中はみんな知っています。また、日本のドラマは翻訳されて放映されているんでドラマに使われた主題歌はヒットしますね。宇多田ヒカルなんかは普通に聴かれています。日本のミッシェルガン・エレファント、マッド・カプセル・マーケッツ、ブラフマン、ドラゴン・アッシュなんかも知っている人は知っていて、崇拝している人やコピーしている人もいますよ。」
――北京以外の都市では?
「上海とかの大都市でもCDとかカセットは手に入りますが、楽器の店が少なくて、ロックをやろうという雰囲気ではないですね。まあ、経済の中心地で裕福で余裕があって、気性が大人しいということもあるのかもしれません。それに対して北京は政治と芸術の中心地でハングリー精神があって、何かをやろうという雰囲気がありますね。北の人は気性が激しいというものあるでしょう。」
――お勧めのバンドは?
「夜叉というバンドでハードコア系の音を出します。日本人がギターじゃなかったっけ?それと日本のロリータ18号のレーベルからCDを出しているHang On The Boxというガールズ・パンクのバンドがいます。」
――もっと交流が増えると良いんですが・・・
「中国人が外国に出るのは大変なんですよ。どこの国に行くにもヴィザが必要だし、パスポート取るにも都市の人じゃなきゃダメとか年収いくら以上とかの制限がありますし。申請も半年から一年かかることもあります。去年のTHIN MANも厳しかったです。話があったのが6月末くらいでギリギリまで行けるかどうか分かりませんでした。」
――最後に一言。
「THIN MANのニューアルバムのデモテープを聴いたんですがいい出来です。曲もバラエティに富んで民族的なものもあります。また、天安門事件について歌ったものや禁止用語を叫んだものもあるんで、中国で発売できるかどうか分かりませんが。今年もフジロックに出られるといいですね。」
Reported by ORG-nob (June 16 2001)
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