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  • MTV フジロック特番のおしらせ(May 17, 2001)
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  • 久々のすっぱ抜きだぁ!!(April 25, 2001)
  • 桜も散った!! 新入学おめでとう情報だ!!(April 15, 2001)
  • 大将直撃取材でタレコミ情報だぁ!(April 4, 2001)
  • MUSEキャンセルの模様(April 1, 2001)
  • リニューアル関連のご挨拶など(March 30, 2001)
  • 長いぞ、camelからの会場案内だ!(March 30, 2001)
  • あと4ヶ月だ!「From Taisho」更新(March 30, 2001)
  • 4/1午前11時より岩盤にて特典付きでチケット先行予約販売スタート!(March 29, 2001)
  • お待たせ!リニューアルは3/30。(March 28, 2001)
  • 岩盤ロックセミナー報告!(March 26, 2001)
  • Neil Young Crazy Horse決定だぁ!(March 25, 2001)
  • 3/27に出演者の追加発表があります。(March 23, 2001)
  • 先行予約とリニューアルの遅れについて(March 21, 2001)
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  • . FROM ORG

    Fuji Rockin' People Vol.3 --松村雄策氏--

    ---Fuji Rock Festivalにはいろんな分野から数多くの人たちが関わり合っています。というので、そんな人たちを紹介しようと思ってこのシリーズを始めました。誰が最初に登場するとか、そういったものは無関係です。ランダムに様々な人たちにインタヴューをして、どんどんアップしていく予定です。---- by ORG-master


    松村雄策氏  今年、Neil Young Crazy Horseのフジロック出演を喜んでいる人は多いと思う が、松村雄策(まつむら ゆうさく)さんもそのひとりである。

     松村さんは、ご存じの方も多いように雑誌「rockin' on」創刊時の中心人物で、現 在はフリーの立場で音楽を中心とした文筆や講演活動を精力的に行っている。またレ コード・デビューも果たした元ヴォーカリストで、あの頭脳警察の前座もつとめてい たという。代表的な著書に「葡萄畑の午前五時」(ちくま文庫)「リザード・キング の墓」(角川文庫)など多数があり、最新作は「それがどうした血が吹く」(二見書 房)となっている。The Beatlesを誰よりもこよなく愛し、文字通り岩石生活(ロッ クな生活)を体現してきた人のひとり。要するに、ロック黄金時代を生きてきた我々 の大先輩なのである。

     東京都府中市−待ち合わせの伊勢丹百貨店前に半ズボンにTシャツ、サンダル履き という涼しげな出で立ちで現れた松村さんは、駅前の喧騒から逃れるようにぽつんと 存在する古風な純和風居酒屋に僕らを案内してくれた。

     松村さんと言えばやっぱりお酒。初対面とは思えないくつろいだ雰囲気の中、まず はBeerで喉をうるおしてからお話をうかがった。結果として3時間を超えることに なったロング・インタビューでは、FUJI ROCK FESTIVALの話題にとどまらず、ロック ・フェスティバルへの思いや日本のバンドの話題へと続き、飲み物が日本酒に移行し てからはいよいよ十八番!のビートルズ話もたっぷりうかがうことができた。その結 果、全員が終電に間に合わないというオマケ付きで。反省…。

    【1年目に行けなかった理由】

     '97年、天神山のフジロックはハメられて行けなかったようなもの(笑)。ちょう どその年の7月、ロッキング・オンで毎月やっていたロック講座に出てくれないか、 と頼まれたので「いいよ」と軽い気持で引き受けたんだよ。しばらくしてからフジ ロックの日程が発表されたんだけど、ちょうどフェス初日にぶつかってた。ロッキン グ・オンの社員は全員フジロックの取材だったって後で知って「やられた!」と思っ たね(笑)。仕方ないんで2日目だけでも覗きに行こうとしたら、1日目は東京でさえ とんでもない大雨だったから、富士の方も大変だろうなぁと思っていたら案の定、中 止になっちゃった。だからフジロックは2年目からの参加なんだよね。1年目はロッキ ング・オンのみんなからも大変だったという話を聞いた。まあ、初めての事だらけ だったからね。

    【理想主義をどこまで貫けるのか】

    松村雄策氏  今までロック・フェスというのは僕にとってはあまり身近じゃなかった。そんな なかで日本にいきなり登場したフジロックというのは、いま考えてみると始めた時点 では無謀だったと思うよ。交通のトラブルもたくさんあったと聞いた。予行演習でき ない状況でああいったデカイのをやるのは一種の賭けだよね。普通だったら一回目を 東京から始めても良かったと思うんだけど。でも、良くも悪くも理想主義というとこ ろから始まったモノだからこそ何とか頑張ってもらいたいよね。

     北海道とか小岩井農場とか、いまや全国各地でそういったイヴェントがあるけれど も、他と比べてフジロックは何もかもデカイ。2年目のように東京でやっていれば面 倒くさくなくていいんだろうけど、日高さんとしては本当は全員キャンプ・インでや りたいと思っているワケでしょ。理想主義をどこまで貫けるかなんだよね。やっぱり 通常のロック・コンサートじゃないし、見る側も単なる観客ではいられないわけだか ら、自分たちもサポートする立場で協力したいなとは思っている。

     FRF'00の時は、ステレオラブを観ようかスーパー・ファリー・アニマルズ(SFA) のどっちを観ようかと悩んでたんだけど、その前にビール飲んでたら段々どうでも良 くなってきた(笑)。ステージの方向からSFAの音が風に乗ってちょっとだけ聴こえ てきたんだけど、こういうのもいいかなぁと。ステージまで行けばちゃんと聴こえる んだけどこっちで飲んでいるのもいいかなという、そんな体験も新鮮だったな。

    【フジロックで一番印象に残ったアーティスト】

     これはピールアウトだね。前から好きなバンドだったけど、去年と一昨年の両方観 たよ。'99はせまいところ(LEVI'S New Stage)だったけど凄く良かったのよ。「何 だコレは!」って唖然としてしまった。Drumsの高橋クンがライヴ終わった後あちこち のステージを観ながらカミさんとウロウロしてたので「凄いなあ、お前ら」って話し かけたんだけど本人たちは分かってないみたいだった。彼らはフジロックで化けたと 思っている。

     フジロックで面白いのは、あの場ではレコード売り上げや一般的な人気度合いが関 係なくなっちゃうことだよね。バンドの固定客だけが見ているんじゃなくて、あらゆ るロックファンが通りすがりも含めステージを見てパフォーマンスだけで良い悪いを 判断してる。これはヘタな演奏はできっこないよね。

     あと感動的なシーンは、'98の豊洲で清志郎が「雨上がりの夜空に」を演ったと き。「どうしたんだい、ヘイヘイベイベー」ってGreen Stageのほとんどの人たちが コレ(拳を振り上げる)をやってるのを見て、あぁ日本にもロック・クラシックが あったんだと感じたな。この曲こそ最初にそう呼べるんだろうな。はっぴいえんどや ジャックスはちょっと古いしマニアックだけどやっぱりRC SUCCESSIONこそは日本初 のメジャー・ロック・バンドなんだな。

    松村雄策氏  エルヴィス・コステロやレイ・デイヴィスも良かったけど、どうせならフル・バ ンドで観たいよね。デカいステージでやるならコステロはちゃんとアトラクションズ でビシっと決めてもらわないと。昔のロックン・ロールもやって欲しかったし。レイ ・デイヴィスも雑誌には良かったと書いたし決して受けなかったわけじゃないけど も、もしキンクスで来てたなら全然違うでしょう!やっぱり「ユー・リアリー・ガッ ト・ミー」は「ギャ、ギャギャギャギャーン」ってイントロからエレキ・バンドで野 外で聞いてみたいよ。

     その点、今年はニール・ヤングがクレイジーホース連れて来るのが嬉しいね。これ には一番期待しているから。前に日高さんと飲んだとき、別に若者向けやオルタナだ けをフェスでやっていくつもりじゃないって聞いてたから。やっぱりレイ・デイヴィ スひとりじゃ行こうかなって気分になれない人も、ニール・ヤング&クレイジー・ ホースと聞けばね、今年は我々世代のジジィも大勢集まるだろうね。

     今年のラインナップは、曜日ごとにテーマがはっきりしているのが良いと思う。1 日目がUK勢で、2日目がパティ・スミス、エコバニ、ニュー・オーダーといった80年 代モノ、3日目は暴れ者系といった風にカラーがはっきりしているよね。

    【フジロックに出て欲しいミュージシャン〜WORLD編】

     僕が好きな人たちは大体みんな既に出てるんだよね。そろそろポール・マッカート ニー!って言いたいところだけど(笑)。

     単純に言っちゃえば、エリック・バードン(元アニマルズ)をそろそろ観たいなぁ と思うね。それからさっきも話したけどキンクス。あとはニック・ロウでしょう。地 味な曲とかそんなに演らないでいいからちゃんとバンド連れてきてロックノリでやっ て欲しい。ポップな名曲も多いし踊れるからね。「Peace,Love And Understanding」から演って欲しいね。盛り上がっていいと思うよ。あとE.L.O.とか もいいなぁ。

     トッド・ラングレンを忘れてたな。彼だったら何でもいいね。バンドでも弾き語り でも。ワケわかんない変なことやってもいいぞ。アウトドアだし結構盛り上がるで しょ。

     あとはザ・フー。無理だったらピート・タウンゼントのソロバンドでもいいけど ね。やっぱりザ・フーには野外フェスティバルの幻想があるんだよね。

     ニール・ヤングの凄いところは野外フェスティバルのトリにぴったりって誰もが思 いつくんだけど、あの人自身どう考えても野外フェスティバル向きじゃないんだよ ね。声はあんまり通らないし、モサモサしているし、情けない声しているし、頭も薄 くて60近いジジィだという、まぁそれでもみんな好きなんだけど(笑)。それなのに 何でそういうフェスのイメージが出来ちゃったのか、凄い事だよねぇ。本当にニール ・ヤングだけは心してビシっと観たいね。

    ★松村さんが選ぶ、今年のフジロックでニール・ヤングに演奏して欲しい5曲
    ・Heart Of Gold
    ・Like A Hurricane
    ・Sugar Mountain
    ・I Am A Child
    ・Rockin' In The Free World

    【フジロックに出て欲しいミュージシャン〜JAPAN編】

    松村雄策氏  日本人ね。元ジャックスの早川義夫さん!!本当はバンドで観たいけど、ピアノ 一台でいいな。まぁ好きな人が集まらないと恐ろしく地味になりそうだけどね。

     それからチャボ。RC再結成はしない方がいい。麗蘭でも良いけど。あと日本のバン ドではコイルかな。この前リキッド・ルームで観た時は超満員で身動き取れなかっ た。リキッドがあれだけ満員になったのは今まで見たことなかったよ。2人組のユ ニットで、ドラムも加えて多彩な音を出すバンド。彼らはフジロックで見てみたい。

     あともうひとつ、寺内タケシ。「津軽じょんがら節」からベンチャーズ、あの手の エレキモノを一時間ビシっとやって欲しい。寺内タケシって、GSなんかとはまた違っ た流れでしょ?あのエレキは職人芸の世界で、ギターテクももの凄いよ。

     高田渡さんとかも面白いかな。生ギター一本でブツブツブツブツと古典落語みたい なことをやるのもいいんじゃない?

     それと、ホントに出たら面白いのは山下達郎。音が悪いからって武道館もダメな人 でしょ、音のハネ返りがどうとかって細かいんだよね(笑)。あれだけ売れてても 「中野サンプラザ」クラスまでの会場でしかやらない。野外で聴くロックってそうい うもんじゃなくて全体の雰囲気じゃない。まぁ、グリーンではまず演らないだろうし FOHかRED MARQUEEなんだろうな。

     だんだんマニアックになるけど、ショーケン(萩原健一)も出たらいいよねぇ。ビ シッとバンドで決めて。一度ドンファンでライヴ観たことあるけどすごい良かった よ。ライヴだと結構入り込む人でね。

     あとね、大塚リエっていうピアニストの女の子がいるんだけど。コレはダメかな あ。

     お、今年はムーンライダース出るんだ!鈴木慶一と僕は同い年で大森出身でこのあ いだも一緒に飲んだんだけど盛り上がったなあ…。

    【松村さん、フジロック出演宣言!?】

    −:松村さんがステージに立つというのはどうですかね。

    松:SIONのバックでやっている松田さんって、昔一緒にやっていたんだよね。

    −:ルーキー・ア・ゴー・ゴーあたりでどうですか。

    松:ルーキーなんてぇトシじゃねぇよ。それよりも、一晩中ビートルズのレコードをかけながらトーク・ライヴをやりたいなぁ。

    −:「松村雄策のビートルズ・オールナイト講座」!!

    松:でも、6時間程度じゃあもの足りないな。まずロックンロールの起源からはじま るだろ、それからサイケやらパンクやらがあって、ヒップホップを経て今までなんだ から時間が足りないよな。朝が来てもまだ70年代だった、っていう。

    −:いっその事、24時間やるというのは?

    松:それだとバンドの時にお客さんが居なくなるからなぁ。

    −:じゃあ、三日間に分けて毎晩やりますか。

    松:オレを殺す気かよ!

    【番外編:もしもビートルズがフジロックに出演したら】

    松村雄策氏  松村さんと言えばビートルズ。僕たちもビートルズが大好き。酔った勢いで盛り 上がったのは必然的にビートルズ話であった。

    −:フジロックにビートルズが出たらどんな曲をやったと思います?

    松:(現存の)3人でかい?

    −:いや、ジョン・レノンも入れて4人で出たらということで…。

    松:おいおい、そういう質問はあらかじめ言っといてくれよー。ちゃんと考えてこなきゃいけない重要な問題だからさ(笑)。

     んー、フジロックにビートルズが出たらかぁ…。やっぱりロックン・ロールでビ シッと決めてもらいたいね。まず「TWIST AND SHOUT」で始まって「LONG TALL SALLY」で終わる12曲30分が基本だけど、いやフェスだから60分にしよう!!あと、 音が薄い部分はジェフ・リンとトッド・ラングレンにゲストでやってもらって、 「WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS」と「HERE COMES THE SUN」はエリック・クラプトンをゲスト参加させよう。

    −:おおっすげえ。この人たちならノーギャラで駆け付けますね。

    松:よし。本当はBEATLESってアンコールしないんだけど「LOVE ME DO」をやるか。

    ラストはビリー・プレストンを呼んで「LET IT BE」。

     …って何やってるんだろうな、俺たちは。こんなことに意味あるのか?(笑)

    −:ところで、ジョンとポールはどっちが好きですか?

    松:ジョン派とかポール派っていう言い方は一番下らないんだよ。二人あってのビー トルズなんだから。

    −:でも、世間の評価はジョンが高いですよね。

    松:ビートルズには世界で一番偉い人が二人居たんだよ。それでいいの。

    −:ソロになってからの作品では、どっちの方が多くターンテーブルに乗りました?

    松:同じくらいだよ。

    −:なるほど。徹底してますねぇ。

    −:BEATLESが演ってる時って、他のステージはどうなってるんでしょう?

    松:当然、みんなお休みだろう。

    −:他のアーティストだって観たいでしょうね。オアシスなんか一曲だけやって「俺 達、ビートルズ観に行くから、オマエラも来い」とか言いそうだね。

    松:一曲もやんなかったりして(笑)。

    ■松村さんの選ぶ「THE BEATLES at FUJI ROCK FESTIVAL」セットリスト

    1.TWIST AND SHOUT 〜『PLEASE PLEASE ME』
    2.SHE'S A WOMAN 〜『PAST MASTERS VOLUME ONE』
    3.WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS 〜『THE BEATLES』
    4.I WANNA BE YOUR MAN 〜『WITH THE BEATLES』
    5.ANY TIME AT ALL 〜『A HARD DAY'S NIGHT』
    6.I WANT TO HOLD YOUR HAND 〜『PAST MASTERS VOLUME ONE』
    7.I FEEL FINE 〜『PAST MASTERS VOLUME ONE』
    8.ALL MY LOVING 〜『WITH THE BEATLES』
    9.DON'T LET ME DOWN 〜『PAST MASTERS VOLUME TWO』
    10.IF I FELL 〜『A HARD DAY'S NIGHT』
    11.THIS BOY 〜『PAST MASTERS VOLUME ONE』
    12.HERE COMES THE SUN 〜『ABBEY ROAD』
    13.I WILL 〜『THE BEATLES』
    14.TICKET TO RIDE 〜『HELP』
    15.SGT.PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND 〜『SGT.PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND』
    16.BIRTHDAY 〜『THE BEATLES』
    17.HELTER SKELTER 〜『THE BEATLES』
    18.YER BLUES 〜『THE BEATLES』
    19.STRAWBERRY FIELDS FOREVER 〜『MAGICAL MYSTERY TOUR』
    20.PENNY LANE 〜『MAGICAL MYSTERY TOUR』
    21.SHE LOVES YOU 〜『PAST MASTERS VOLUME ONE』
    22.HELP! 〜『HELP』
    23.MONEY 〜『WITH THE BEATLES』
    24.LONG TALL SALLY 〜『PAST MASTERS VOLUME ONE』

    ◆ UNCORE

    25.LOVE ME DO 〜『PLEASE PLEASE ME』
    26.LET IT BE 〜『LET IT BE』

    Reported by ORG-camel  (July 24 2001)



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