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  • フジ・ロック写真集緊急発売決定!!(Aug 9, 2001)
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  • NO BrainのパフォーマンスとTogether BBSに関して(Aug 4, 2001)
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  • スポンサーの皆さん、ありがとう!(July 27, 2001)
  • From Taisho更新(July 26, 2001)
  • 会場レポート第4弾(July 26, 2001)
  • 会場レポート第3弾(July 26, 2001)
  • 会場レポート第2弾(July 25, 2001)
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  • 会場レポート第1弾(July 25, 2001)
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  • 天気良好、されど...(July 25, 2001)
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  • 私もFRFに連れてって!(July 20, 2001)
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  • Fuji Rockin' People Vol.2、羽仁カンタ氏(A SEED JAPAN)の巻(July 17, 2001)
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  • From Taisho更新(July 11, 2001)
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  • 29日ホワイトにOrbital決定!Autechreはキャンセル!(July 10, 2001)
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  • フジロック初心者による苗場下見レポート!(June 26, 2001)
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  • 原稿ちょうだい!(June 20, 2001)
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  • From Taisho更新(June 15, 2001)
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  • 追加発表の模様!(May 15, 2001)
  • 久々のすっぱ抜きだぁ!!(April 25, 2001)
  • 桜も散った!! 新入学おめでとう情報だ!!(April 15, 2001)
  • 大将直撃取材でタレコミ情報だぁ!(April 4, 2001)
  • MUSEキャンセルの模様(April 1, 2001)
  • リニューアル関連のご挨拶など(March 30, 2001)
  • 長いぞ、camelからの会場案内だ!(March 30, 2001)
  • あと4ヶ月だ!「From Taisho」更新(March 30, 2001)
  • 4/1午前11時より岩盤にて特典付きでチケット先行予約販売スタート!(March 29, 2001)
  • お待たせ!リニューアルは3/30。(March 28, 2001)
  • 岩盤ロックセミナー報告!(March 26, 2001)
  • Neil Young Crazy Horse決定だぁ!(March 25, 2001)
  • 3/27に出演者の追加発表があります。(March 23, 2001)
  • 先行予約とリニューアルの遅れについて(March 21, 2001)
  • 公式発表の内容だよ!(March 16, 2001)
  • 出演者情報すっぱ抜き第二弾!(March 12, 2001)
  • 残念なニュース&リニューアルに関して(March 8, 2001)
  • Fuji Rock Festival '01の出演者情報すっぱ抜き第一弾!(Feb 27, 2001)
  • 大将のインタヴュー、後半がアップされてます。なぜフェスティヴァルなのか... rockersは要チェックです。(Feb 26, 2001)
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  • 大将のインタヴューがチェックできます。(Feb 9, 2001)
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    and more>>

  • . FROM ORG

    フジロック初心者による苗場下見レポート!

     こんにちは!あんまり皆さんの前には出る事のない、翻訳担当のYoheiです。

     先日、大将やOrg-camel達と一緒に苗場下見&キャンプに行って来ました。僕にとってははじめての苗場。フジロックもみんなが耳を疑うけど、実は今年が初参戦です。というわけでそんな苗場&フジロック初心者の僕による開催1ヶ月前の苗場現地レポートです!

     この日、東京を出発したのは午前10時。今回の交通手段は車です。すぐに練馬から関越自動車道に入り、月夜野インターを降りたのが11時45分。途中昼食休憩を取ったので高速の走行時間は1時間30分くらいかな? 想像していた以上に新潟が東京から近いので驚きました。そこから苗場までは約30分。フェスティバル当日はこの道もフジロックに向かう車でいっぱいで、みんなワクワクしてるんだろうなぁとか考えながら結構激しいカーブの山道を登って行きました。川端康成の「国境の長いトンネルを抜けると...」で有名な清水トンネルを抜けると、そこは雪国ではなくフジロックの開催される苗場!

     月夜野インター側から来ると、実際に会場に入る以外、車などからフェスティバル会場内が見える事が無いと聞きました。イギリスのグラストンバリーで、車から会場が徐々に見えてくるのがたまらなく好きな僕は、当日はわざと越後湯沢方面からシャトルバスか車で会場入りしようかな、なんてくだらない事を考えながら苗場B駐車場に降り立ちました。

    フェス会場フェス会場

     まず、左側の写真が苗場B-1駐車場です。右側にチラッと写っている橋付近がキャンプサイト受付で、その隣に見える小さな建物がRookie A Go‐Goステージになります。右の写真はこの駐車場からキャンプサイトを撮ったものです。フェスティバル中はこの緑のフィールドが色鮮やかにテントで埋めつくされるんでしょうね。キャンプサイト入り口を入って橋を渡った付近にバーベキュー用スペースや露天風呂「富士乃湯」があります。この露天風呂用の温泉が本当に沸き出ていて、石でできた露天風呂も既に出来上がっていました。大きさは15人も入ってしまえばいっぱいになるくらいなので、みんなでマナーを守って楽しく温泉でフェスティバルの疲れを癒しましょう!

    フェス会場  そしてこれが今年のフジロックの目玉の一つ、Circus Of HorrorのステージがあるThe Palace Of Wonderエリア。ちょうど正面の建物前がステージになり、手前が観客席になります。このThe Palace Of Wonder、よく考えると入場ゲート手前にあるんですよね。そう、入場ゲート前ということは、フェスティバルチケットを持っていない人でもタダで見れてしまうんです! このことを大将に聞いてみると、「そう、サーカスはタダなんだよね。でもタダはちょっと大奮発しすぎだよな。」と嘆いていました。普段はイギリスでしか見ることのできないこのCircus Of Horror。この為だけでも当日苗場に来る価値は大だと思いますよ。

    フェス会場フェス会場

     続いてこちらが入場ゲート付近になります。いよいよここからFuji Rock Festivalの会場内へ踏み入れることになります。右側の写真は最近のFuji Rock Expressにもあったオフィシャルプレゼントの「アーティストのサイン入りSmart」が展示されている辺りです。しかし今年のフジロック、車を一台プレゼントしてしまうとは...このプレゼントはフェスティバルの参加に関係なく誰でも応募できるそうです。既出ですが詳しくはこちらです。この日、僕はこのプレゼントの担当の人と話したんですが、アーティストのサインはちゃんと消えないように書かれるそうです。サインは外だけ出なく、車内のハンドルや他の部分にもサインを考えているとのこと。僕も応募しようっと。ペーパードライバーだけど大丈夫かな。

    フェス会場フェス会場

     ここは前夜祭の会場にもなるOASISエリア。ちょうど木のむこう側がRed Marquee Tentが置かれる部分ですね。このOASISエリアには我らが岩盤やクラブテントを含むいろいろな出展ブースが置かれる場所です。今年初登場のNET CAFEもこのエリアに置かれます。これでみんなもBBSにフジロックレポートを書けるってことですね。フェスティバル開催中もTogether BBSをチェックするのが楽しみです。右の写真はWorld Restaurantエリアで、ここにはかの有名なソロモンのレストランや、今年は大阪のBIG CAKEがプロデュースするBIG CAKE / SMASH BARが出展します。このバーには今年はDJブースも置かれる予定で、意外なスペシャルゲストが廻すかもとのこと。

    フェス会場  そして、ついに来ました念願のGreen Stage!話には聞いていたけど、こうやって芝生の部分がなだらかな傾斜になっているから、ゆっくり横になりながらメインステージの演奏を楽しむことができるんですね。のんびり座りながらオアシスで大合唱をする。なんて贅沢な話しだ。ステージが置かれる部分のコンクリートが不自然なくらい回りは自然に囲まれていて、こんな自然の中で世界を代表するアーティストの演奏が見れるのか、と想像しているだけで鳥肌が立ってきました。この下見の時、ここには山菜が生えていて、夕食のおかずにと摘んでいきました。この夜に大将が作った闇鍋に入ってたのかな?

    フェス会場フェス会場

     Green Stageを正面に見て右に入っていくと、これまた自然がすばらしいWhite Stageに向かう小道。ここは聞く話によると混んでいる時でも二つステージ間を15分前後で移動ができるという。僕なんかあまりの自然の美しさに見とれて見たいバンドのことなんか忘れてしまいそうだな。ここもフェスティバル中は移動中の人でいっぱいになるんでしょう。この時はもちろん人っ子一人歩いていないんだけど、なぜか都会の喧騒の中では想像もできないような笑顔で笑っているrockersの顔が自然と思い浮かんできました。みんないい顔してるんだろうな。この道は夜に歩くとこれまた電気などできれいなんでしょうね。

     僕達がこの日にキャンプをしていたのはこの道をまっすぐ進み、White Stageエリアに入る直前の橋が置かれる手前の川沿い。この時はまだ橋はなかったけど、この橋を渡った部分の両脇にたっている木々がまるでWhite Stageに入るみんなを出迎えるゲートのように立っていました。

    フェス会場  このGreen StageとWhite Stageを結ぶ道の中間にあるのが今年初登場のKIDS LAND。 写真を見ていただければわかるように、すでにこんなにきれいに舗装されていました。これには大将も他のみんなも大感動でした。大将によると、ここには本格的なクラシックのメリーゴーランドがおかれるそう。ここも夜に歩くと、森の道に突然現れるメリーゴーランドはきれいでしょうね。ただ大人のみなさん、あくまでここは子供用というか子供優先の場所です。それを忘れてのバカ騒ぎは慎みましょう。とか言いながら夜に絶対メリーゴーランドに乗ってやる!と密かにたくらんでいる遊園地好きな僕です。

    フェス会場  今年は何かとElectro系が多く登場するWhite Stage。ここは今まで見てきたGreen Stage、Red Marquee以上に森に囲まれているステージという印象を受けました。こんなに自然に包まれたステージで見るこれ以上ないっていうくらいディープなTricky、爆音の洪水で襲ってくるMogwai、そして近未来音楽と言っても過言ではないAutechre。今年のこのWhite Stageではとんでもないライブをいくつも体験できそうな気がします。

    フェス会場フェス会場

     White Stage奥の急な坂道を登っていくとそこに現れるのはAVALON FIELD。ここは左右に分かれた二つの斜面があります。左側の斜面(写真左)上にはフジロック開催5周年を記念して、「富士岩石祭博物店」と題したミュージアムが登場します。これはフジロック初参戦の僕にとっては非常にうれしいアイデアです。過去の写真やポスターが多数展示される予定だそうですよ。こちらの斜面の下側にはマッサージテントがあり、ここで疲れた足や腰などをほぐしてもらいましょう。側にはいろいろなNGOが集まったNGOキャンペーンテントもあります。右側の斜面(写真左)にはSolar Power Stageが登場。しかも今年はステージが去年とは逆の、斜面のふもとに設置されるとのこと。この下見の時、Avalon担当スタッフの皆さんが、「去年はステージが坂の上でお客さんがかわいそうだった。」という事で打ち合わせ行っていました。もしこれが実現すればSolar Power Stageは写真奥の青いシート付近に置かれます。

    フェス会場フェス会場

     最後に向かったのがFiled Of Heaven。この時はスキー場のリフトの建設現場とヘリポートに使われていて、「天国」の雰囲気はありませんでしたが、この時にも既にフジロックに向けて働いている人達がいました。僕達、お客にとってフェスティバルは3日間だけど、その数ヶ月も前から実際に苗場入りして3日間の為に一生懸命働いている方がたくさんいるんですよね。この光景を見た時、昔どこかのインタビューで見たグラストンバリーフェスティバルのオーガナイザーMichael Eavis氏の言葉が思い出されました。

    「フェスティバルが終わった瞬間、もう次の年の準備は始まる。」

     わざわざ遠くから来てくれるアーティストにももちろんだけど、こうやってみんなからは見えないところでフェスティバルに向けてがんばっている人達にも感謝の気持ちを忘れないようにしないとな、と心から思いました。ちなみにこのフジロックフェスティバルに関わって働いている人は2000人を超えているそうです。

     というわけで、フジロック&苗場初心者による下見レポートはいかがでしたか? 今回の取材で特に感じたのが、「よくもまあこんなにフジロックにぴったりの会場を 見つけたなぁ。」ということ。今回、下見に同行させともらったSMASHの方のよる と、フジロックに「ほぼ」ぴったりの会場をフジロックに完璧な会場にする為に少し 手を加えたという。海外ではいろいろなフェスティバルに参加したけど、ここまで大 自然に囲まれ、同時に宿泊施設や交通の便が充実している会場は見たことがありませんでした。今年はアーティストもこれだけのラインアップを揃え、ライブ以外にもサーカスなど、他のエンターテイメントを充実させるフジロック。まさに大将の言葉通り5年間のフジロックの歴史の集大成になるんでしょう。

     そして僕はいよいよ今年、念願のフジロックに初参加します! 5年前、当時フェス ティバル王国イギリスに住んでいた僕にとって、日本で洋楽中心のロックフェスティバル開催のニュースを聞いた時、ある種の「逆カルチャーショック」を受けました。単純に「なんで普通の洋楽コンサートが7〜8000円する日本でロックフェスティバルができるの?」って思ったんです。あれから5年、日本にもいよいよフェスティバルが定着しましたよね。そんな、日本にフェスティバルサマーを持って来てくれたフジロックにいよいよ参加できるのが楽しみで仕方がないです。

     みなさんは準備の方は着々と進んでいますか?フジロックまであと1ヶ月。逆にいえばフェスティバル前のワクワク感を楽しめるのも残りあと1ヶ月です。おもいっきり楽しみましょう!

    Reported by ORG-yohei  (June 26 2001)



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